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2005年04月04日(月) 捨てること

学校にいって、たまった書類をバカバカ捨てたり、抜き刷りの発送準備したり、授業の準備したり。

昔からものもちがよくて、「いつか見るかもしれない」と思って捨てられないのを繰り返してきた。

しかし、最近、ずっと見ないものは、なにかない限り、永遠にみないらしいということがわかってきた。それに、こう書類が多くなってくると、いっこくもはやく捨ててしまわないと私の頭がついていかなくなるし、置いておくのにかさばってしょうがない。中味をとりだしたら消えてなくなる封筒とかないものかしら。

『イケイケ、パニッカー:自閉症の子育てマンガ&エッセイ』 高坂正枝 クリエイツかもがわ

を読む。ひょんなことから作者と出会ってこの本をもらったのだが、軽妙なマンガとちょっとしんみりさせるエッセイで、自閉症にかかわる全ての人におすすめな本である。
作者の高坂さんは息子さんが自閉症であり、どうやら現在は中学生くらいになっておられるようだが、小学校卒業までの期間の子育て体験をマンガとエッセイで綴られている。

僕ら心理士は、ある限られた時間(1時間)だけ自閉の子と遊ぶことがある。いわゆるセラピーというものだ。1時間たったら終わりだと思うから一生懸命関われる。しかし、この子とお母さん、お父さんは24時間つきあっているのだなと思うと、ほんとに感心してしまう。

高坂さんも、子どもが幼い頃、子どもが自閉症であること、一般の子どもよりもできないことが認められなくて、いろいろとストレスを抱えこみ、子どもにもつらくあたっていたかもしれないと反省をこめて書いておられる。

こういうのは普通、心理学では「障害受容がまだまだ」の状態だといわれるのだが、間違っていようがなんであろうが、一生懸命になんらかの関わりをしておられるからこその今があるのだなーと思うと安易にそのことをどうこう言う気になれなくなるのだ。


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