I create you to control me
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| 2005年04月02日(土) |
Vadevoncoeur & Patel Stevens (Ed) Re/Consturucting "the adolescent" LANG |
が、Amazonから届いていたので読んでみる。
編者のひとりのVadevoncoeur (なんて発音したらいいの?)は社会文化的アプローチから、"at risk youth"についての研究をしている。社会文化的アプローチにもとづいて、こういったテーマに取り組む人は案外少ないので、取り寄せてみたわけである。
「青年」という概念は、単に年齢のひとくぎりをいうのではなくて社会的、政治的な意味あいをもつ。「青年」という概念をめぐってなにがおこっているのかということを、言説分析やフィ−ルドワークから明らかにした章が続く。
彼女の序章をみると・・・・近年の社会の急速な変化によって、青年の職業選択はより個人的なものになった。青年はこれまでの来歴をふりかえって、これからどうなりたいのかということを考えつつ職業を選ぶ。(・・)○○事件がおこってからというもの、学校のセキュリティをもっと高めるべきだというような議論や、地域、学校教育などのブレークダウンがおこっているといった議論が盛んになされるようになった・・etc。
というように、これは日本のことだといってもあまり違和感のない文章が並ぶ(ちなみに○○事件とは、コロンバイン高校銃乱射事件である)。日本の研究者たちが、自論と称して、輸入した社会学理論を丸写ししているのでなければ、少なくとも先進国といわれる国々には、青年を語るときのスクリプトのようなものがあるのだろうかと思えてくる。
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