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2004年10月18日(月) 問題なのか、解決なのか

SFBTとナラティブセラピーはしばしば似ているといわれるが、違うとホワイトはいっている。SFBTは解決に焦点をあわせ(解決志向なんだから当たり前だが)、ナラティブセラピーは問題に焦点をあわせる。

しかし、最近はSFBTも2ループモデルなどといって、解決のループと問題のループを想定し、問題の共有ができてはじめて解決のループにいくことができるなんていうことをいっている。だから、問題なのか解決なのかということはさほどたいした差ではないような気がしないではない。


むしろ、両方ともに問題視しているのは、ためにする問題の構築ではないかしら。つまり、学校内である子がしばしばパニックになったとして、みんなどう関わってよいかわからないから、とりあえず問題点をだしていくことになる。このような時、お互いの理解をすりあわせていこうとすると、ますますその子は問題を抱えたどうしょうもない子になっていく。

ナラティブセラピーでも、現在の個人主義的な規範、文化におさえつけられて自由になれないクライエントを、よりましなストーリーへと導くことがまず目指されていて、その目的のためにクライエントの問題にまみれたストーリーをきくことになる。

要は、エンパワーする会話か、ディスパワーする会話か、そのどちらなのかということが問題なんだろうね。


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hideaki

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