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2004年10月14日(木) なんだかなあ

以前、保育関係者に「心理学者は嫌い」といわれたことがある。
データだけとって、現場に迷惑をふりまいて、保育者のおもいなんか関係なく去っていく。だから嫌いだ、と。

それは僕もそう思う。インタビューするだけして帰るのではなく、できればインタビューがその人自身にとってもなにごとか意味のあるものになっていればいいなと思う。インタビューした校長先生から「いろいろ考えさせられます」などと手紙がくると、社交辞令がだいぶんはいっているとわかってもうれしいものだ。

でも、いつもいつも実践現場の都合にあわせて研究していけるわけじゃないし、実践者がやることがどんなにすばらしくても、それが即、正しいというわけじゃない。実践者だって見えていることもあれば見えていないこともあるわけで、何がいかされて何がいかされていないのかを冷静に観察してくれる人はやっぱり必要じゃないかな。そういう研究者のあり方はけっこうしんどいものがあるかもしれないが、だからって実践家バンザイになっちゃったらダメじゃないか?。

どうも教育心理学会では、これまで心理学でカッツリ頑張ってきた人が白旗あげてしまって、「実践家はすばらしい」といってることが多い気がしてなんだかなーと思った。それじゃ、期待して学会に来てくれてる先生方に失礼なんじゃないかしら。もちろん、直接的になんか役にたつことを提供しろっていうんじゃないとしても・・・・。


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