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| 2004年08月28日(土) |
ドーピングは悪いけど |
オリンピックも残り少なくなってなんだかもの寂しい。
アヌシュ選手のドーピング疑惑で、なかなか結論がでない砲丸投げが気になるところだ。
僕の学部時代の先輩は、今回のオリンピックで日本の大躍進を支えているといわれる某センターに昨年まで勤めておられたのだが、しばしば尿検査を担当することがあったらしい。
なんでも選手は、実際に採取している時から、検査官にずっとみられているのだそうだ。しかも、すり替えたりしないように、正面から凝視されるのである。
素人的に考えて、これはかなり恥ずかしいぞ。日常生活ではありえない光景である(そりゃそうだ)。
実際、選手によっては尿検査に萎縮して、尿をだすことがどうしてもできず、何時間もかけて検査されることもあるらしい。選手としての栄誉は守られるかもしれないが、人としての尊厳はかなり傷つけられている気がする(大袈裟かも?)。
そりゃ、アヌシュ選手も、また検査しろといわれて「はいはい、何度でもやりますよー」とはいかないよね。そもそも話題のアヌシュ選手は、失格になった選手と同じコーチについているからというだけで疑われているらしいし、その失格になった選手にしたって、規定量よりも少なかったからで、何かが検出されたわけではないそうだ。
「身の潔白を主張するなら、検査に応じればいいんだから」などとテレビの評論家はかるーくいっているが、そんな軽くうけられるものでもないと思うなあ。
まあ、でももと愛知県民だった身としては、中京大学の室伏選手には金メダルとってほしいことはほしい。
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hideaki
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