徒然ハトニッキ
(映画編)

はとの不定期映画鑑賞日記。

2005年03月11日(金) ビヨンドTHEシー 〜夢見るように歌えば〜

製作・脚本・監督・主演 ケヴィン・スペイシー
出演 ケイト・ボスワース/ジョン・グッドマン/ボブ・ホスキンス/ブレンダ・ブレッシン/キャロライン・アーロン/ピーター・シンコッティ/ウィリアム・ウルリッチ

シネ・スィッチ銀座

ボビー・ダーリンの「ビヨンド・ザ・シー」という曲を知ったのはダニー・ボイル監督作品『普通じゃない』のサントラ盤だった。ボビー・ダーリンという歌手については何も知らなかったけれどもとても素敵な曲でずっと大好きな曲だった。
先日もDJイベントでこの曲をかけた時に反応があった。
やっと観た『普通じゃない』の劇中でも素敵な使われ方をしていた。
この曲はとても魅力に溢れた曲なんだなぁ。
そしてこの曲の魅力はそのままボビー・ダーリンという人の魅力に繋がるのかもしれない。

少し変わった構成なので最初若干とまどうけれども、それがケヴィン・スペイシーがボビー・ダーリンを演じることの不自然さを上手くカバーすることになっている。
ボビーの歌とダンスを全て吹替え無しで演じきってるのも凄いことだと思うけれども脚本家、映画監督としても素晴らしい仕事をしてます。
「大好きなボビー・ダーリンが再評価されるように」
ケヴィンの思惑は大成功だと思う。
もっともっとボビー・ダーリンについて知りたくなったし、本物のボビーの歌声を聴きたくなった。

ボビーのような素晴らしい歌手が埋もれてしまったのはやはり生まれ落ちた時代のタイミングが悪かったのかしらねぇ?60年代から70年代の時代の変化はボビーだけではなく沢山の人々を戸惑わせただろうに。
でもこうして残した歌声が時代と海を越えて沢山の人々を感動させることができるなんて。

やはりケヴィンの言う通り、ボビー・ダーリンは今もスィングし続けているんだな。
CD買おうっと。



 


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