| 2007年03月02日(金) |
>>3.2.fri.GROOVER |
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遊びに来てくれた人たち、どうも有難う。
今回は、予告どおりの”春”グルーバーって事で、 僕の大好きなヘイ!エラスティカをはじめ、 スリー・オクロック、バッドリー・ドローン・ボーイ、フェニックス、 ファットボーイ・スリム、ラリキン・ラブ、ジュニア・シニア、 フランク・アンド・ウォルターズ、スタカン、レモンジェリー、 ファーストクラス、ロジャニコ、フレイミング・リップス、 ワナダイズ・・・などなど、”春グルーバー”なサウンドをガッツリ!
そして、オアシスも"SHE'S ELECTRIC"をチョイスしたりで、 ”春”意識なセレクト。で、個人的には元気ロケッツのウケが 思ったよりも良かったのが◎。実はスベるんじゃないかと(笑)
んまぁ、「日本人プレイするの珍しいですよね〜」とか よく言われるけど、何と言うかそんなに意識はしてないねん。 僕のさまざまなJ批判を小耳に挟んだことがある人は(笑)、 「?」って思うかもやけど。
僕が言いたいのは、ただ、 ”自分の思い描いたグルーバーというイヴェント”に その曲が合ってるか合ってないのか? もしくはこの曲はクラブで流れるべきか否か、というだけの話。
別にそれにそぐわないバンドは、海外のバンドにだって大勢いる。 だから、必然的に国内のバンドの多くにも、 僕から「別にクラブで聴かんでもなぁ〜」と言われるだけの話なのだ。
もちろん、「JAPはスヌーザーをはじめ色んなトコでかかるから、 別にウチまでかけんでもええがな〜」のが根っこには あるんやけど、そういうのがグルーバーの特色でもあるんだよ。
実際、今回の選曲は、最近のロックしか聴かない若者には、 多少理解に苦しむ部分もあるだろうしね。 常連ズも知らないような曲も数曲プレイした気がするし。
でも、そんな選曲週末に、しかも一応ある程度は ”関西を代表している”ロック・イヴェントが、 そういうマイナーな素晴らしい曲をしっかり紹介しつつも、 メイン・ストリームの音楽としっかり混ぜて、 お客さんをガンガン裏切って(?)いくのが、グルーバー! (裏切ってる気が個人的にはないですが)
こういうイヴェントがあることによって、どこまでシーンを 支えているのかはわからないけど、若い子たちには ”ヒット・ソングばかりを追って聴くような音楽ライフ”は 送って欲しくないですね。
ある意味、「地球温暖化問題」と同じというか・・・ 一人一人が意識して音楽探求していく世の中にならないと、 シーンはどんどん崩れていくんじゃないかと、 タマに不安になります。
やはり音楽好きというのは、オルタネイティヴであるべき。 そこから如何にメイン・ストリームでもっていくか。
グルーバー魂というのは、起源はソニック・ユースであり、 実現はニルヴァーナなのだ。
そんな中で、今また、だいぶ離れすぎていて修復不可能化かと 思われていたロックとダンスとの距離が、 クラクソンズの登場によって急激に縮まってきている。 とてもイイ事だ。 そこからもっと深く広く新しいジャンルを切り開いていって 欲しいと切に願う。
だから、とどのつまり、音楽というのはビートありき。 それはVIEWでもKLAXONSでもBEATLESでも変わりない。 ビートがあって、そこに歌がのる。当たり前だが。
良い曲かどうか?を判断するのには、少なからず”歌心”も 存在しよう。だが、踊れるかを判断するのに”歌”はいらない。
そこから出るグルーブをみんな楽しもう。 それが、オール・ジャンル・ロック・イヴェント。 もちろん、今のヒット・ソングも大好きだけど、 今は春なんだから、春の音楽も聴こうよ!
もうだいぶ温かくなってきた。 サンフラワーがとても楽しみな季節。
そして、次回は今回みたいなソフトなセレクトとは 打って変わり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ!!!
約4年半ぶりのパワープレイ! ライブに行く人も行けない人たちも充分に楽しめる PV/LIVE映像の数々に酔いしれて下さい。
もちろん、ガンズ(祝・奇跡来日)やレイジ(再結成間近)、 そしてニルヴァーナ(カート13周忌)もプレイします。
皆さん、お楽しみに!!!
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