DJ SEO's DIARY

2006年09月01日(金) >>単なるここ最近の生活と思いきや・・・気づいたら結構昔らしい文章に(笑)

あぁ・・酔っ払った。

最近は僕の収入の9割以上を占める
(モチベーション上の)サイドビジネスがエラく好景気で、
先週土曜の高級フレンチ(後で聞いたらコース2万以上らしい?)、
を頂いたにも関わらず、今日も木曽路でしゃぶしゃぶ食って
カラオケ行ってのバブリーな生活。

んまぁ・・これもやる気ない僕に代わって他の人が頑張って
くれてるからですよ(笑)ごちそうサマ。

でもカラオケは超久しぶりに一般の人
(僕的にはJ-POP中心に歌う人のことを指す)と混じって歌った
んだけども、めっちゃ新鮮やね!

もうそれこそ、B'ZやらGLAYやら木村カエラやらやねんけど・・・
ビートが新鮮!マジでね、音鳴ってたら体が動いてしまうんよね。
どんなにシャバイ音のキックでも!

ここが他の人と全く違うっていうか、
DJ業的に無意識に”ドラム聴き”してしまうのか・・・
気づいたらステップ踏んでるねんな。
どんな曲であろーと。

ってな感じで、音楽好き過ぎる自分に引きながらも
4曲を熱唱。もちろん周り東大阪系社員と比べたら
言うまでもなく僕が一番上手いです。

その選曲もいろいろ悩んだ結果・・・
GREENDAY"BASKETCASE""AMERICAN IDIOT"
BEATLES"MEDLEY"と皆の比較的知ってそうな曲を歌った後に、
久々の日本人ナンバー、ミスチル”星になれたら”で〆!!

歌うの何年ぶり?でしたが、単純な曲なのでバッチリ。
いい曲やわ、やっぱ。歌うとスッキリするしね。


・・・とか言ってるからって、
リクエストに書いてもムダ(×100)ですから!!

いくら愛着があっても、クラブでは聴きたくないからね。
やっぱね、J-POPはカラオケで歌いましょうよ。

僕もクラブでJを全くかけたことないワケじゃないけど、
やっぱクラブで聴いてもロマンを感じないねんな。

それは日本人独特の海外への憧れからかもしれないけど・・・

でも僕は海外の音楽事情をいち早く体験できるトコが
クラブであって欲しいね。

お客さんのウケがいいからって、プレイするDJは
激ファッック!
他にも踊らせれる曲、伝えなきゃいけない曲、
いっぱいあるやん!

そうしなきゃ進まないよ、マジで。



当たり前だが、
ロックは保守的であってはならないんだよ。

もちろん、自分のDJプレイにも言えなくはないのだが。
ただ、”基本を知り、深きを知る”。
これは、とても大事なことだ。

僕自身も少しずつ大人になってきたのかもしれない。
ただ表の選曲の影には、常に裏がいるのだ。

昔から若いDJには言ってきてることは、
「一晩でかける曲の中で一番大事なのは、1〜2曲だ」
ということ。


この1曲の為に1000枚規模のバックグラウンドが必要だということ。


んまぁ、僕も大貫憲章さんに比べたら足元にも及ばないが・・・
そういったスピリットは決して失ってはならないのだ。


だが、それでも最近の僕は(自分で言うのもなんだが)キャッチーだ。

それでいいのかどうか、今の自分にはよくわからないが
取りあえず進んで行こう。窓口を広げてナンボやねんから。


昔は難解だったオルタナ・バンドが、キャリアを重ねるごとに
キャッチーなメロディーを乗せ出した心境に酷似している・・・
のかもしれない。


そうだ、リップスやマーキュリー・レヴ、
そしてバットホール・サーファーズのように。



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