| 2005年07月31日(日) |
>>FUJIROCK05' (3日目) |
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3日目。最終日。 この日も朝の日差しの暑さで目が覚める。 そして行きつけの風呂へ。そこの休憩所で昨晩BIGCAKE前でも会った、 大石らとバッタリ遭遇。ソファでぐったりしながら、お互いの行動を語り合う。 朝飯はもちろん”福島屋”だ。 昨晩も食った豚とろ串を注文すべく並んでいたら、 同じくそこで焼かれているうなぎに目を奪われる。 うなぎ丼1000円と、まあまあ値段は張るものの、 丸ごと一匹を丼に盛るその豪快さにヨダレが出てきたので、 それも食うことに。旨い。 ビールもしっかり入れて、取りあえずテントへ帰る。 すぐに会場に向かおうと思っていたんだけど、 でも気づけばもう12時近くて、もうナックは見れそうにない。 この日の天気は今のところ、とてもいい感じだったので、 その時たまたま送迎バスが出発間近だった、ドラゴンドラに乗ってみることに。 初ドラゴンドラ。楽しい。景色もいいし。 もっと蒸し暑いんかなぁ・・・と思ってたけど、この日はそうでもなく快適。 そして30分近くかかって着いた頂上は、もっともっと快適だった! あまりにも気分が良かったので、そのまま昼寝。 一時間くらい寝てから、うろうろ。 ファニーな気ぐるみもいるし、アコースティック・ライブしてる人も。 そこで、「NO WOMAN、NO CRY」を皆で歌う。和むなぁ。 トランスDJも良さげだったが、それよりも他事で遊びたい感じやったな。 ロッジの中でのソフトクリームと水が◎。 頂上での楽しい時間もそんなモンで切り上げ。 次はアヴァロンでBEAUTIFUL LOSERSを観るために下界へ降りる。 でも今年はもう3日目ともなると、足がガタ来て思うように動かない。 後のアクトに差し支えても困るので、座ってみる事に。 WEB SITEに書かれていた、 ”エレクトロ・アコースティック・インディアン・オルタナティブ・ロック” という表現がどーなのかはよーわからんかったけども、良いLIVE。 その後、JOHN BUTLER TRIOを観ようと思ったけど、疲れてヘブンまでさえも 行く気にならないんで、ホワイトのDOVESに向かうことに。 DOVESは前にFUJIで観た時と同じく、”POUNDING”からスタート。 なんかもう、ウケ狙いにしか見えないこのロケット・スタートっぷり。やるなぁ。 2曲目も”BLACK AND WHITE TOWN”と相変わらず飛ばしまくり(笑) 途中から「何かも〜え〜かぁ」とか思い出してきて、実はその時、グリーンで BEACH BOYSが出てるのを思い出す。よし、行こう。 ホワイトからグリーンへの道は、今年からできたボードウォークで行ってみることに。でも途中からボードウォークは無くなってて、けもの道を歩く。歩く。 ・・・結構シンドイな。 最後に新設”みどり橋”を渡れたのは嬉しかったけど、やっぱ遠回りやわ。
途中からグリーンのBEACH BOYSも聴こえ始めてきて、ちょいと焦った。 確か”KOKOMO”くらいから観る。 なんかジジイのカラオケ大会みたいな感じでライブは進んで行くが、 クラシック連発のSETにはやはりテンション上がる・・・!
”SLOOP JOHN B”から間髪入れずの”WOULDN'T IT BE NICE” は、かなり良かったな。その後、”ROCK'N'ROLL MUSIC”やら、 ”SURFIN' USA”を演ってたな。 見た目はかなりオヤジ(おじいさん?)だったけども、 声もちゃんと出てたし、良いLIVEだったな〜。
そして、ROYKSOPPを観にレッド・マーキーへ。 でも意外や意外!?早くもレッドマーキー中はパンパン! 迂闊に中に入っても死ぬのは目に見えていたんで、レッドマーキー外で 踊ることに。
前FUJIで観た時は、生ドラムを叩きながらの超アグレッシブなLIVEで 激最高だったんですが、ここから聴く限りでは打ち込みのサウンドしか 届かないから、オカシイな〜と思って観てました。
でもさすがにここで踊るのも飽きてきたので、”EPLE”聴いてもう少し した後、オアシスに飯食いに行く事に。 確かオムライス食ったかな。普通に美味い。
MOBY観る前にトイレへ・・・とかいってたら、もう始まってるやん! しかもあんなに晴れてたのに、雨までしっかり降ってくる始末。 更にめっちゃ寒気がしてきたので、トイレで用を済ました後、 そこで更衣も。ふ〜これで何とかなるぞ。
ちょうどその頃、定番のCREEPカバーやLIFT ME UP、 BODYROCKなどが聴こえたかな。グリ−ン前方に着く頃には、 ラストの初期トランス系ナンバーを演ってて、それで幕をとじた。
でも僕のお目当ては、次のNEW ORDER。 雨も降ってたからか?思ってたよりも簡単に前ブロックに入れた。 そして壁にうなだれるように、体力温存、回復。 もうホントに体が言う事きかない。
で、NEW ORDERの登場! 最初のクリスタル〜リグレット、テンション上がったなぁ〜。 これが噂に聞いてた、バーニーのへろへろダンスかと思い、 温かく見守る。
そしてジョイ・ディヴィジョンの”TRANSMISSION”だ。 テンション上がりまくって、踊り狂う。 中盤には今LIVEの目玉、KRAFTYの日本語(字幕付き!)と 英語の混合ヴァージョンを披露。笑ったな。
笑ったと言えば、”TRUE FAITH”のグダグダっぷりにも笑えたし、 ”ビザール〜”でのバーニーの動きにも笑えた!
アンコール1曲目の「ユア・サイレント・フェイス」は 聴けてかなり嬉しかったし、グラトンでは演らなかった 「ブルー・マンデー」も最後に演ってくれたから、嬉しかったな。 (んまあ、LIVE前のサウンドチェックの段階でSEが少し聞こえたんで、 演りそうな気はしてましたが)
そしてクロージングのPRIMAL SCREAM!! 最初は多分新曲と思われるナンバーからスタート。 ”GIVE OUT〜”時代のストーンズ・ロックに 最初期のフラワーサイケ風味を降りかけた感じでまあまあの好曲。 新作はこんな音だといいんですが・・・。
その後はLIVEでもおなじみの定番ナンバーが続くんだけども、 何かアレンジが違う。これはあのブリブリなエレクトロ・パンクを 捨てた後の、新しいプライマル・サウンドなんだろうか?
DETROITなんかは、バキバキにダンス・ビートなサイケ・ナンバーに 大変身してド渋。最高だった。
でも、後でいっちが言うには「マニのエフェクターが故障してキレてた」 らしく(?)、僕は全く気づかなかったけど、 確かにそう言われればそうかも。 ”KILL ALL HIPPIES”とか”コワルスキ”とか聴けたモンじゃなかった し、”SWASTIKA EYES”はDAVID HOLMES REMIXみたいだったな。
んで他に演った新曲は、”ALRIGHT”を連呼する”CITY”直系のシンプル ナンバーでかなり普通系。んまあクラブでは上がりそうな感じだけど、 僕らが期待してたのは、もっと”先”の音だったんで。
そんなんで、終盤からはあまり気が乗らなく、あまり憶えてない。 途中からJ・マスシスらが加わったのと、「MOVIN' ON UP」演ってた くらいか。
で、PRIMAも終わりMYLOを観に行こうとしたけど、予想通り 人多すぎ。最終日の晩やで、皆さん! なんで、今年はこの時間に人がこんなに残ってるのか? オアシスも恐ろしい人ごみ。正直うざい。
テンション下がりまくってたとこに、いっちと遭遇。 ピーター・フック観る気やったけど、どーせしょーもないやろしって ことで、帰ることに。
帰りに”福島屋”で豚とろ丼を食う。美味い。美味すぎる。
そして寝た。3日目が終了した。
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