| 2005年07月30日(土) |
>>FUJIROCK05' (2日目) |
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二日目。太陽の暑さでイヤでも目を覚ます。
山の特色らしいが、今年は朝は晴天で、夜からくずれるのが多い。 テントの中は蒸し風呂状態なので、風呂に入りに行く。 風呂屋は僕が毎年利用している行き着けのトコで、 実はあまり金払った記憶がない。 ・・というか、「金を払おうとすると断られる」という方が近いかも(?)。 で、朝飯だ。 ワールドレストランで食った。 確か食べたのは、オムレツ・カレーみたいなやつと、 鳥ソテー&フライドポテト。 この日のLIVEは、なんとGREEN一発目のLOS LOBOSが、 まだ会場に到着してないってことで、急遽EDDI READERがステージに! 昨日はCAKE、そして今日は後のBLACK VELVETSとかぶってしまうために、 泣く泣く諦めざるをえなかったので、この決定はものすごく嬉しい。 飯食ってから行ったので、観れたかなり後半からだったが、ちゃんと 最後にはしっかり”PERFECT”を演ってくれて大満足♪至福な一時だった。 そしてその後はジュリエット・ルイスを観るために ホワイト・ステージに移動する。 ホワイト・ステージ手前の”ところ天国”で”ハイジカレー”を食べる。 もちろんトッピングの温泉卵入りだ。コクがあって旨い。 今日はこれでカレー2杯目だが、 ハイジ・カレーはタイミングが良くないと食えない。 人気過ぎて、いつも売り切れ状態なのだ。昼でも店閉めてる時まであるし。 で、ジュリエット・ルイス。 遠目からであまり正確には見えないのだが、 黄緑とピンク(?)のド派手な衣装で 飛び跳ねていたな。最後の方でシングル曲を演奏。 前のほうは盛り上がってたんだろーか? で、レッド・マーキーに移動してのBLACK VELVETS。 始まり前から会場のテンションは結構高い。 そして登場。レッド・ツェッペリンの影響を受けているのは、 デヴュー7”の時点でわかってはいたが、 彼らの雰囲気はそれとはまた違った、結構正統派的なハードロック・スタイル。 ちょいダサい。もう少しガレージっぽい方が良かったと思いつつも、 2曲目の「GET ON YOURLIFE」でテンション↑。 そしてその次曲くらいで客のテンションは最高潮になり、 モッシュが始まった! なんか変にテンション上がってしまった僕はそこへ参加。 まだまだ若いぞ、26歳!(笑) そして中盤の「3345」までひたすらモッシュしまくって、 遂にスタミナ切れ。 一応、最後まで「ふ〜ん」って感じで観る。 LIVE中に降り出したんで、気づかないフリをしてた大雨だったが、 LIVEが終わると少し小降りにはなっていた。でももう会場の地面は死んだ。 この後ドラゴンドラ乗ろうと思ってたんだけど、雨天中止にした。 取りあえずあまり寝てないせいか、何か疲れたし、長靴も履きたいし・・・ ということで、一度テントへ。 なかなか雨は止まない。マキシモ・パークの時間になりつつあったけども、 もうあまり外に出る気にならなくなったんで、昼寝することに。 2時間くらい寝た後、FEEDERを観にホワイトへ向かう。 近づくにつれて音が聞こえて来る・・・! ”COME BACK AROUND”だ!やっべー、もー始まってるやん!! 急ぎ足でホワイトへ。人ごみをかきわけて、PVブースの前方までたどり着いた。 音もよく届いていい感じだ。選曲はさすがに初期の曲はないし、 2NDからも1曲だけだったけど、それでもイイと思う。 「Buck Rogers」で燃えて、「Just The Way I'm Feeling」でジンワリきた。 最後は定番の「JUST A DAY」で〆。いいLIVEだった。 その後のGANG OF FOURまで軽く時間が空くので、アヴァロンで飯を食う。 今年初めてアヴァロン来たんだけど、 ステージもだいぶしっかりしてきた気がする。 アヴァロンでおなじみのケバブを食う。だが、なんか味が違う気がした。 なんてことない普通の味。ひょっとして今年はオアシスにある店が本物? そしてGANG OF FOUR。 電子レンジをバットでぶっこわしたりとか、刺激的だったが、 肝心のカミソリ・ギターは全然ダメ! 「キレテナーイ!」 ってツッコミたくなるくらい、なぜかひずみまくっているギター。 昔からLIVEはこんなんやったんかい? 1STは”カッティングの代名詞的アルバム”とまで言われているのに? なんかちょっとガッカリしたので、 最近僕も再びPLAYしだすようになった1STからの大名曲、 (大阪的にはパブリックでへヴィ・プレイされてると言った方が わかりやすい??)「I Found That Essence Rare」を聴いてGREENへ。 移動中にたぶんラスト曲であろう「To Hell With Poverty」が聞こえる。 演るのは大体わかってたけど、ちょっともったいなかった気になる。
GREENでは既にBECKが始まっていた。 この日もすでに疲労がかなり溜まっていたので、 かなり後方から座って観ることに。 ”NEW POLUTION”や”SEXXLAWS”が ポスタル・サービス宜しくなエレクトロ・ポップ・アレンジになってたのが 印象的だった。まーかなり遠くから聴いてたんで、それが イケてたのか、イケてないのかはよーわかりませんが。 そして中盤で、”LOSER”。ありゃりゃ、最後だと思ってたのに。 結局最後は”E-PRO”だった。あらら?絶対初めに演りそうな感じがしたのに。 まだ演ってなかったのね、と。 そしてDINOSAUR.Jrを観にホワイトへ。もう始まっている。 今回はオリジナル・メンバーでの再結成という事で、 初期の3作からしか演奏しないらしい。 僕は初めの2作はA-1時代に店で結構聴いたあげく、 買わなかった盤だったので 聴いた事あるような気がするナンバーやBUGからのナンバーが続く。 そして後半、”FREAK SCENE”!!前方は小爆発する(笑) 以前にJ・マスシスで観た時のバージョンとは違う、 あの”NEW YEARS PUNK BROKE” で演ってたフランジャー全開の演奏でテンション上がりました! そこまで聴いた後、FATBOYを観にGREENへ。 移動中にかすかに”JUST LIKE HEAVEN”らしき曲が聞こえる。 これも多分演るやろーとは思ってたけど、軽く後悔する。 FATBOYも既に始まっていた。 周りには先着1万個限定で配布されていたメガネをする人もちらほら。 何が見えてるんかな? 肝心のFATBOYは、ステージ数メートル上にDJブースを設けてもらって 手を上げたり、アクションしたりしながら、グダグダDJしてた。 「何をやってるんだろう、このメイクマニーDJは?」 これが30分くらい観た僕の感想。しょーもないなこりゃ。
・・・そしてこっからは僕の仕事。(ちょっと顔つきが変わる?) BIGCAKEのDJブースでのDJだ。 雨もかなり降っていたが、僕が始めるころには少し納まっていた。 ブースからは見慣れた顔がちらほら見えた。苗場で初顔合わせのヤツもいた。 集まってくれたみんなに感謝!きっと、いいDJするから。 でも大将からの言付けで、BIGCAKEのわたるさんに 「ゆるくやってくれ」と言われていたので、正直選曲に困っていた。し かも前のDJがゆる〜いロックをつなぎも脈絡も完全無視で タラタラDJして対応。これじゃあスキルがあるのかないのかわからない。 しかもわざわざ観に来てくれた人にも申し訳が立たない。 多分大将が気にしてたのは、昨日のBIGCAKEのブースで ミッシェルとかをガンガンしてたDJがいたらしく、 噂では周りはドン引きでほとんど騒音被害状態だったというから、 そういうのがマズいんでしょ?ね? とか、勝手に解釈して(?)僕は、僕の、僕らしいDJをする事に。 大丈夫ですよ、僕はBIGCAKEライクな音を熟知してるつもりなんで。 今までやってた”ROCK TUESDAY”では買ったばっかの新譜とか、 その日たまたま聴きたくなったレコとかを気楽にかけてましたが、 今晩はちゃ〜んとご用意してます♪ 初めは前のゆるい流れを引き継いで、 STEPHEN STILLS "LOVE THE ONE YOU'RE WITH"から。 PRIMALも”MOVIN' ON UP”で取り上げたこの曲。 この曲がまあまあウケたので、そのままアコギ流れでELLEN McILWAINE ”AIN'T NO TWO WAYS TO IT (IT'S LOVE)”へ。 数年前には活動してたので、今もまだしてるんかな? 尊敬する人も多いカリスマ・フォーク・シンガー。いいGROOVEだ。
僕の選曲が徐々に雰囲気に溶け込んできたので、こっからテコ入れ。 THE JIMMY CASTOR BUNCHのFUNKクラシック、”IT'S JUST BEGUN”から これもクラシック、THE BEGINNING OF THE END ”FUNKY NASSAU PT.1”と FUNKに展開。まあまあウケてるぞ。 でも雨がまた強くなってきた。機材が心配だ。自分のレコも。
で、JULIE DRISCOLL BRIAN AUGAR & THE TRINITY ”INDIAN ROPE MAN”でFUNK→MODSに徐々にシフト。 で、この後S.D.G.の「I’M A MAN」も 考えてたんだけども、一足飛びにTHE KINKS”YOU REALLY GOT ME”。 お〜盛り上がってきた!
んで、そのままTHE ROLLING STONES”JUMPIN' JACK FLASH”へ。 お〜イイ感じだ♪ウケてるから別にユルくせんでもえーでしょ(?) ってことで、一日フライングのTHE KNACK”MY SHARONA”!
そして先日から、彼が出てるMOVIEが東京では話題になっている RICHARD HELL AND THE VOIDOIDS ”BLACK GENERATION”と ロック・アンセム連発で、IAN DURY ”SEX & DRUG & ROCK AND ROLL” で一段落。
その後オルタナ流れにシフトすべく、THE BLACK CROWS”HARD TO HANDLE” から、いっちから教えてもらった数少ない曲(?)の中の1つ、 NEIL YOUNG御代の”ROCKIN' IN THE FREE WORLD (LIVE)”へと。 さすがにLIVE音源は(音圧的に)辛かったが・・・(汗)
そして先日BEST盤出たクセに、僕はあまりPUSHする機会に恵まれなかった オルタナ・クラシック、PAUL WESTERBERG ”DYSLEXIC HEART”から この日一番PLAYしたかった、BLIND MERON ”NO RAIN”へ! で、その時、雨は止んでいたぞ(ニヤリ)。
だから調子に乗って、その後C・C・Rの「雨を見たかい」をプレイしよう かとも思ったけど、もう終了時間も過ぎてたので、その次のDJの人と交代。 僕の後のDJは、!!!とかLCDとかを普通にかけてて、BIGCAKEもクソも あったモンじゃなく、こんなにも悩んだ僕は何だったん?と思うくらい(笑)
で、そこでいっちらと合流し、パレス・オブ・ワンダーの ロンドン・ナイトへ。でもあそこ、思ってた以上にクソ狭くて中に入れず。 この時はKID CARPETが演奏中。
んまあスピーカーは外にもある感じで、音も漏れてくるからってことで 外で様子見。昨日食ったラーメン食おうとするが、どうやら材料切れのため、 本日閉店らしい。ショック。
で、次はロンナイの番だ。僕は12:30〜1:30枠が大貫憲章枠と 予想して乗り込んだんだが、そのウマが見事に外れた。 かかった音はBREAKBEATSなダンス・ビート。
「あら、あらら〜?」
いっちと「これってカッチンかな〜?読み違えたかな〜?」とか言ってて テンション↓結局、これでここを後にする事に・・・。
でも後から気づいたんだけども、これが実は大失敗!! このBREAKBEATS DJが、なんとFATBOY SLIMだったとは! さっきあんなクソDJを見せ付けられた後でも、こういうサプライズDJには 興味沸いてしまうもの。勿体無い事したなぁ〜・・・。
で、レッド・マーキーに戻り、VITALICへ。 でも人多いよ〜!あっという間に体力使い切って、”LA ROCK”も ”MY FRIEND DARIO”も体感せずに退散・・・無念。 まーでもLIVEはほとんど音源聴いてるのと、大差はない感じだったけども。
(あ、その後のガルニエも良かったそうで・・。 朝のラスト・ナンバーは”SMELLS〜”だったそうな・・・↓)
で、テントに戻る帰り道。 ・・・ここで確か”福島屋”に出会ったんだと思う。 他店舗がこぞって”越後もち豚”を語ってるのに反してのここのメニューは、 あえて”豚とろ”。 初めは「押し弱いな〜」と思ってたんだけども、 その”美味そうな”焼いてる雰囲気に負けて食ってみることに。
旨い。旨い!
これが求めてた味だった。豚がとろけるぜ〜!! そしてこの後2日間、ここで食いまくることになる。
そして寝た。二日目が終了した・・・。
(はぁ・・・それにしても、今年の日記、何か長くない・・・?) (かなり疲れてきたんですけど・・・汗)
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