| 2005年03月16日(水) |
>>最近皆さんどーしてますか? |
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みんな、何してんの?いつも。
僕はもう2回前の土曜日から、昼間にミナミに行ってません。 (大抵の人は普通かもしれないけど・・)、とにかく凄い違和感です。
まだ違和感を感じてるくらいだからイイとは良く言われますが、 それでもこんな事は無かったのだ・・・。
「まぁ、行かなくてもいいや・・」
・・・なんで、こんな風に思うようになったのか。 悪いけども、答えは簡単!
『いい買い物ができないから、だー!!』
僕が昼間にミナミに出る理由といったら、レコ買うか服買うか、飲むかが ほとんどなんだけど、その中でも最重要事項である”レコ買い”が 最近、全くできないのだ!!
僕が最も懇意にしてるレコード屋は、去年暮れくらいから いい新譜を全く入れてくれません・・・UKや東京じゃあしっかり発売されて るのに、全く店頭に並びません。
「もう買えなかったらどうしよう・・・」とか思ったら、 とてもブルーになります。大阪に住みながら、京都や名古屋ですら手に入る レコを送料かけて通販するのは耐えられません。
何とかならないんだろうか?
もちろん辛いのは・・・わかる。 僕もかつてレコ屋で働いてるからわかるけども、確かに新譜は儲からない。 しかも国内盤と違い、輸入盤は基本的に返品ができない。 (もしできたとしても、返品分の送料を考えるとあまり意味がない)
だから、次第に発注数が減少する。 そうすると(現地で雇った金の切れ目が縁の切れ目的な・・)バイヤーに プレッシャーがかけにくくなって、レア化必至の熱い音源を押さえにくくなるし、 単純に親切にしてもらえなくなってしまう。
・・・んまあ、これは僕がかつて働いていたレコ屋での経験なんで、 他でも同じかどうかは実際の話、わかんないんだけどもね。
新譜屋同様、中古盤屋も厳しい。
中古盤屋は新譜に比べちゃ、利益率が全く違う。 僕が初めて働いた音楽系のショップはアメ村ド真ん中にある 「PURE SOUND」だったんだが、そこの社長は「儲かるから」という 理由で中古CD屋は初めたっていうんだから、さすが80年代である。
その後、その社長はAVにも手を出して日本橋にも出店。 (もちろんそっちはAVメイン・笑) いやぁ・・手段を選ばんねぇ〜・・・と関心したモンだ。
そういやぁ・・・A−○レコードの社長もンな事言ってたな(笑) 僕はどっちかと言うとハッキリしてる方なんで(?)、 そういう「夢の無い社長」の方が、僕には合ったんだろうか・・・?
・・・ん、まあいいや。
で、話を戻すと・・・中古盤屋は利益率はいいものの、肝心の”モノ”が入らない ことには商売にならないワケで・・・それはもちろん何処のレコ屋もわかってる 事だから、がんばるワケなんだけど・・・辛いみたいね。
何でかって言うと、数年前のROCK DJブームはもう過ぎ去って、 今はもうある程度落ち着いてきてるからだと思う。
かつての”ネタ文化”とは違い、幅広い音知識から自分のスタイルを作り出す 時代に完全にシフトしたからだ。だからみんな売りたがらないし、 ”一生ちゃんと聴いていこう”という良質なリスナーが増えたんだろう。
中古盤屋なんて「飽きっぽくて、音楽も実はあんまし好きじゃないDJ」 がいない事には商売が成り立たないんだから、呆れてしまう。
でもそういう「わかってない君」がいないと、 この世の中成り立たないのが常でもあり、この話は先日の『日記』にも 通じてくる。
ただ、この場合は僕らもその「わかってない君」が売り飛ばす、 「実は良いレコード」を定価よりも安く買えてしまうんだから、 あんまし責められない(笑)
僕なんかはそんな「わかってない君」が減って、中古盤屋の商品の入れ替え が乏しくなっちゃったから、ミナミに行く気がなくなったんだから、 なおさら「わかってない君」頼みなのだ。う〜ん・・ムズカシイ連鎖だ。
とりあえず、そんなんなんで今月は家で通販しまくる日々。 もうこれから直でUKから本格的に買いだそうかな・・・う〜む。
んまぁ、でも取り合えず今週末くらいはミナミ行こっと。 もうそろそろ春だし、服買いに行きたいね〜。
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