DJ SEO's DIARY

2001年07月27日(金) >>LIVE REVIEW [TRAVIS] @FUJI ROCK FESTIVAL

さあ、こっからが本日のメインであるUK大御所3連発だ。

FEEDERを早めに切り上げて、レッド・マーキーのすぐそばにある店でカレーと牛串を食い、 ビールを飲む。
もうここからはずっと前やから、飯は食えないしいっぱい食っておく。
FEEDERの音はここからでも充分聞こえる。

でも少々のんびり食いすぎたようだ。
向こうのグリーン・ステージの方から「ウォー!!!」という歓声が聞こえる・・・!!
近くにあるモニターを見てみるとやはり登場している・・・!!

「やっべえ!!」っと一人で勝手に叫んだ僕は、
カレーを一気に腹に流し込むと同時に グリーン・ステージに急ぐ。
でも人の波が激しすぎて早く移動できない。

あせる・・・・そうこうしてる内にもう始まっているではないか・・・!!
しかも「WRITING TO REACH YOU」だ・・・!!
「一番聴きたかった曲なのにぃー!!」っと泣きそうに なりながら走る
・・・というか走らせてもらえない・・・どんどん曲は進行する。

2番に差し掛かる時に、ようやくしっかりサウンドを楽しめる所にまで来れた。
もっと前まで行きたかったけど、人が多すぎて無理そうだ。
次のマニックスで中に入るために、できるだけ近くでみようと近づく。

・・・そんで、申し訳ないんだけど今回の曲順が全く思い出せないです。
この辺はロック雑誌でも読んでください。

ほとんど聴きたかった曲、演ってくれました。
「DRIFTWOOD」「TURN」「WHY DOES IT ALWAYS RAIN ON ME?」
「SIDE」「FLOWERS ON THE WINDOW」「THE CAGE」・・・などなど。

ひたすら踊り狂う。
BLUE時代のGROOVERでソウノスケさんがよく「まったりタイム」で
トラヴィス使いまくっていたのを思い出しつつ・・・。
ホントに気持ちよく踊れる。

ほんとに演奏も安定してたし、いいLIVEだった。
やはりめちゃめちゃ男前で、ヴォーカルもホント胸打たれるという感じ。
お手軽すぎる心地よさだけど、オアシスみたいに当たり外れがあることもないし
次、来日したらまた行こうと思わせてくれる。

ただ一つ気になることがあるとすれば、演奏中の間奏とかで重心低くして頭振ってるのは
どうかと思った。・・・そういうバンドじゃないしねえ。

でもすごく苗場の雰囲気にあっていたと思う。
ちょうど夕方の少し涼しくなってきた辺りでの、このメランコリックな響きがたまらない。

そして、今回のLIVEで 彼らのソング・ラィティングの素晴らしさを改めて痛感させられた。
彼らは僕が思ってた以上に、「オリジナル」なバンドだった。
決して流行りだけを追うバンドってわけではない・・・。
・・・もし仮にそうだとしても、彼らの中には充分すぎる「実」が実っている。

――――――――少なくとも「単なる消費POPS」などではなかった――――――――――

そういえば、僕が嫌いなはずの「SING」はいつ演ったんだろう・・・?
ひょっとしたら「WRITING〜」の前に演ってたんかな??

今、あの気持ちいいLIVEを思い出しながらレコードを聴いている・・・。
・・・気づけば、もう「SING」の拒否反応は消えていた。



 << BACK