非日記
DiaryINDEX|past|will
自分が持ってるコーデュロイのハイネックのカットソー?について、仕舞う頃になって気が付いたんだけど、これ20年以上着ているのに全然へたらないんだけど、すごくない?どこで買ったんだ、これ。すごくない?
実をいうと、あんま好きな服じゃなかったんだよね。 まず暖色系の明るいとも暗いとも言えない中途半端な色があんまり好みじゃなったし(20年以上かけて、このおしゃれ感ゼロのモッサい色が普通感マシマシじゃね?で好きになってきた)。
あと生地が固い。縦の溝が固すぎて肌触り悪すぎる。この服が私のコーデュロイの基本イメージとして定着したので、「コーデュロイはごわごわする」という先入観を植え付けまくった。洗濯するときは裏返してネットに入れて陰干しと書いてあるけど、そんなことした覚えない。適当に洗濯機につっこんで色落ちするほどの直射日光に当てて手早く乾かしてた。コーデュロイのもう少し肌触りの良くて柔らかいブラウスやズボンは、特徴的な畝が途中で削れたり、割と早く傷んでるわけ。だのにマジでこのハイネックの縦畝どうやって生き残ってきたのかわからないぐらい無傷。 本気でどこで買ったん、これ?すごくない?
ポリエステル40%、綿30%、アクリル30%なんだけど。 ヤマトインターナショナルと電話番号が書いてあって、大阪のアパレル会社らしい。タグとか色々見ていって気が付いたんだが、これもしかして男性用?guy、mediumとか書いてあるけど。 本気でどこで買ったんだ…。 しかし、学生の頃から15年ぐらい着ていた人々から「かわいい」という評価だった四千円ぐらいで買ったコート、確かに男性用コーナーで買った。だって男性用のコートが断然安かったし、おなごのコートは常にサイズがキツキツで着ぶくれに向かなかったの。あれは絶対ワンピース1枚の上にコートのみ。デートでお店に入ってコートを脱いだら突然ドレッシー…みたいな着用を考えているんだよ。イブニングドレスにミンクのコートを重ねる海外セレブパーティーでも想定しているのだろうか。
ババシャツを着てロンTかカットソーにカーディガンやセーターを重ねて、そしてその上からコート…、なんだったらTシャツとセーターの間にブラウスも重ねて着れるだけ着るぜ!暑ければ一枚ずつ減らしていけばいいんだよ!みたいな防寒優先思考をしてないくせに、何がコートよ。「コート(笑)」の間違いだろう。屋外実習や野外活動をなめてんのか、ふざけんな。
確かに、上半身の衣類は男性向け女性向け、あんまり考えずに買ってた。特に冬服は、むしろ男性用の方がゆったりしていて好きだったのは確か。 お洋服買うの苦手で。「これ、かわいい」と思ってみていたら、敬老の日のプレゼント推奨タグがついてたりして「私のセンス、おばあちゃんってこと?」と精神にショックを受けるぐらいです。
ここ↑までは保護していたんだけど、ここからパンツの話になって(パンツとショーツとスキャンティとパンティとトラウザーズとスラックスとボトムスの違い。しかし私は時代に抗いすべてをパンツで片づけて聞き手の行間を読む力に頼っている)、終活の話になって(親の終活の勢いで私の人生まで片づけられそう)、同人誌の話になって(多すぎるのである程度処分しようかと思うと読んでしまって進まない)、銀行の話になって(ちょっと小銭が貯まると銀行はすぐ電話してくる働き者)、フランスのキャッツアイ実写版から89年の香港映画の話になって(クローサーって映画が海外実写版キャッツアイだと思う)、中韓漫画の話になって(「彼女が公爵邸に〜」はカカオページで1.9億も閲覧数がついてるんだけど中韓漫画の中で癖が少なくて海外受けがいいんだろうなと思う)、ヒロインのヘイトコントロールからドストエフスキーの話になって(ロシアはかなりやばいくらい無垢な人間が好きっぽい)、でも私はそういう無垢さを神性とするのは納得できても善性とするのは納得いかない。だから昔から素戔嗚も好かんのだ!あいつまじイライラするゼ!という話にまですすんだところで、あやまって打ち込んでいた全てが吹っ飛びました。 素戔嗚の呪いだろうか?
|