非日記
DiaryINDEX|past|will
今、機嫌が良くないのは認めるわ。昔っから集会や会議があると、十中八九機嫌が悪くなるのだ。 私は思うんだが、生まれて初めて殺意を抱いたのが年食ってからで、遅咲きの殺意だったら、老いらくの恋みたいに溺れて困るんじゃないかしらね。確か、カミュの異邦人で、通りすがりの見知らぬ人間に突然何発も撃ち込んで殺害した理由を問われた主人公は「太陽があつかったから」とかナントカ答えるが、それに「あーなるほど、その理由はよくわかる。そりゃ撃ち殺してしまうかもしれんよな」と心から納得し、「この正直者め!うらやましいぜ!おまえに比べれば、アタイなんか真性のマゾだよ」と嘆いていては、あの小説の醍醐味は味わえないらしいよ?
そんな風に、日々ささやかな事で生まれる殺意を常時抑制しながら生きている私ですが、今日という今日はささやかにストレスが堪っているので、少しは愚痴って発散してもよろしかろうか。 私は賢くないので毒舌家ではないが、ただ文句が多いんだ。
休みの日に家でごろねしていたら、大家の息子から電話がかかってきたのだ。実を言うと、私はこの男があまり好きではない。仮に、「この男と結婚するか実家に戻るか」という二択があったら、迷わず実家に戻るぐらいだ。「なんでいつも、そう直ぐに究極の極端な思考に走るのか」と思われるかもしれないが、私は物事の問題の真髄をアホの自分にもわかりやすくですね(以下省略)
で、何かと言うと、同じアパートの隣人宅に宅急便が来たのだが、宅急便屋がドアノブをひねってみると開いてしまったのに、家人がいなかったわけだ。 私としては、まず宅急便屋に文句があるね。何故「ドアは開かなかった(開けようなどとしなかった)」事にして「尋ねてみましたが、留守のようでした」で済ませず、「ノブをひねってみたらドアが開きましたが覗いて見ても留守でした」まで馬鹿正直に言うんだ!そっと自分だけの胸にしまって善良に立ち去れよ! (まあ本人も万が一空き巣があった場合、自分の立場がやばくなるので馬鹿正直に言わざるをえなかったかもしれないが、だから、たとえさっさと配達を終えて家に帰りたくっても余計な事をするなって言うんだ。万が一開いたらどうするんだよ。万が一開いて、中で殺人が起こってたらどうするんだ。見たくも無いものを発見した上に、もう絶対家に帰るの遅くなるよ。素直に不在通知だけ挟んで家に帰れ。そういう危機感はないのか?いや、正義感溢れる善良さで、もし可憐な女子大学生が部屋の中で心臓発作や脳溢血でも起こしてたりしたら、素早く発見して救命活動を行いながら救急車を呼んでやろうという麗しい志を持った好青年だったんかもしれんよな、知らんけど。私は単にその美しい精神のとばっちりを食っただけで)
仮にも(「仮にも」てのは私の脳内でついてたんだが)大家としては、留守でありながら家に鍵がかかってない事を知りつつ、そのまま放置する事はできんと、そうおっしゃるわけだ。たとえば何か(空き巣とか)問題が起きたときなどに。
まあそういう考え方もあるね。私には関係ないけどね。
ところが大家の息子は外出する用事があるので、大家のキーで隣家に鍵をかけて自分が留守にした後、家人が帰宅した際、自分家に鍵がかかっていて、なおかつ鍵を家の中に忘れていて、自分の家に入れなかったら困るだろうというわけだ。
まあ多少は困るかもしれんよ?私には何の関係もないけどね。
それで、隣家のキーを私に預けておいて、私が隣家にメモを書いておいて、隣家の人間が帰宅した際に鍵を渡して開けてやってくれと言うんだ。 その時の私の気持ちはまんべんなくこうだ。
私には思いっきり関係ない上に、例えば前述の何かしらの問題(空き巣など)がまさに実際に起きた場合、私の立場がとても悪くなるように思うんだが?気のせいか??? 私が渋るのも当然だろう?てゆうか、受けたくないよな?
私「…大家さんは出かけられるんですか?」 息「だから頼んでるんですが?」
あのな、ちゃんと聞いてたよ。 ただ私としては遠まわしに 「そういう事を気にするなら、そういう時に出かけるなよ。それが大家の責任だろうが。もしどうしても出かけたいなら、メモを残して鍵をかけて出かけ、鍵をかけずに家をあけた本人の責任を追求するか(たとえ何時間か家に入れなくても、金品をごっそり盗まれなかっただけマシだし、自分の了解も得ずに赤の他人に自分家の鍵を渡されるなんて、とても気持ちの良いことをされるよりは良いんじゃないかしらね。私的に正規の大家さんは、そのへんはものすごくキチンとしてたんだよ。用事があって大家である自分が入る上でも、構わないかと職場に電話してきてたんだ。)、家に入れなかったら困るだろうとそっちを重視するなら、問題が起きた場合の責任を全部自分が取る覚悟で何も知らないフリをして出かけろよ。ふざけるのも大概にしろ。善良な店子に何をしやがる。お・ま・えが、どうにかしろよ」 と、心の底から言いたかったのだ! 何アホの子に言い聞かせるような言い方してんねん!!! そら私は確かにアホの子かもしれんが!!!
私「しかし他人に鍵を預ける方が、問題ではないでしょうか?」 息「だってしょうがないでしょう」
何がしょうがないんだ!このクソガキが!!!!(注:大家の息子は5〜60代)しょうがないのはおまえの頭だ!
息「色々と忙しいんですよ私も」
鍵のコピーを大量につくって、「アタシの合鍵です☆今男日照りで寂しいの☆住所は○○××、待ってます☆」なメモでもつけて、そこらへんの路上にばら撒くぞ、ボケが!!!死にさらせ! というファンシーな気持ちで胸いっぱいになりました。 いかんいかん。この犯罪には致命的な欠陥がある。私の敵意はまっすぐに大家の息子に向かって表現されるべきで、単に鍵をかけ忘れた某嬢に悪意に満ちた嫌がらせをしたいわけではないのだ。
しかし平和を愛する私は、自分より何十も年長の人間と日常において議論などしたくなかったので、面倒くささのあまり、引っ込みました。 ええ、私が悪いですよ。この野郎。しかし面倒くさいだろうが。 で、 何時間かして全て終わって、大家の息子も帰宅したのだが、すると手招きされました。私は礼なんか言われたくないね。昔、礼を言われて怒り狂った事がある。私には無闇にお礼を言ったりせん方が良いのかもしれんよ。私は自分的に「道理を曲げた」と感じている時に、「ありがとう」と礼を言われると、血管キレそうになる事があるんだ。くすぶる火種に水(謝罪)をかけられるか、油(お礼)をかけられるかという問題なんだ。そこらへん、私はものすごく細かい時があるみたいで。 「私と彼女に土下座して謝れ」という気持ちで胸いっぱいでしたが、微笑を浮かべてやり過ごそうとしたが、手土産が出てきた。
わざわざ買ったっぽい菓子折りが。
私「まあ、こげなものを」 ↑「くそったれが、受け取らざる負えんが!」というムカつきのあまり、つい方言に。私は親父の同僚の、「おはようございます」と挨拶をしたら「貴様に挨拶をされるような覚えは無いッ!」等と罵ったような変人とは違うのだ。平和を愛してるんだ(言い聞かせるように)
息「こげなものをなんて、まるで九州の人みたいに」 私「…一応、九州の人ですが?」 ↑友達に「私の出身はどこになる?」と尋ねたら、「あっちで良いんじゃないの?」と言われたので、最近は一応「九州」と言うことにしてる。ただ「変わった苗字ですね?どちらの出身ですか?」という流れでの問いになり、九州の苗字ではないものだから、なんと言うべきか迷うねんよ。
とにかくね、
息「まるで九州の人みたいに」 私「九州の人ですが?」 息「ハッ!知ってますよ」
……なあ、今度という今度だけは、これだけはここで言わせてちょうだいよ。これぐらいなら、言っても良いだろう。良いんじゃなかろうか。
なんなんですか、この人は?
|