非日記
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2004年10月05日(火) <たいへんな業務連絡>

しかし届かない連絡です。
新ジオの登録を弄っていましたら、旧ジオシティの登録もろとも削除してしまい、たいへん困った事になったところです。
データが全部消えたというのは、別に構わないのですが、問題は、

私は、行方不明

に、なった事です。
そして、つまり二度と戻る事はできないのです。
言うなれば、古い家を引き払って、身一つで新居を見に行っていて、やっぱり後にしようと戻って来てみたら、家どころか存在した記憶すら消えていたようなものです。住所変更届を出そうとしたら、「そのような番地は元から存在していません」と言われるようなものです。
何が起こったかを克明に語る事もできますが、後にしておきましょう。

一瞬にして、パラレルワールドに来てしまいました。
ここは、一見昨日までと同じ世界のように見えますが、実は違う世界であり、そして私は元の世界には戻れないのです。一時間ほど調べていたのですが、もうどうする事も出来ないとき、人は笑う事しかできない事もあります。しかし笑い事ではありません。

すいません!

しかし、もうどうする事もできません。
謝罪も届かない事でしょう。

や、やってしまったわ…。

すいません。
名も知れなかった人に(いらっしゃったかどうかわからないのですが)、さよならも言えなかった事だけが、心残りです。

ホームページを命あるものとして喩えるのなら、これは事故死であり、誰の所為でもありません。つまり私のせいですが、わざとではありません。本当です。


とりあえず、私はわかるリンク先にだけでも、せめても挨拶状を送らなければいけません。挨拶状どころか、死亡通知のようなものですが。
迷子の私ですが、頑張ります。捜します。


「10000いったら何かデカイ事をした方が良いかな?」と思っていて、「結局できなかったな」と思っていたのに、謀らずも、デカイ事をしでかしてしまったのです。
引越しするときとかは、ちゃんと「居なくなるよ」と前もって言うつもりだったのに…。人としてよろしくない事を、まんべんなく、着々としでかしていくのですね。




私は今、兄が急死した、およそ一年前の事を思い出します。
最初に警察から連絡を受け取ったのは、親が二人とも出張で不在であった為、偶々偶然にも、昼食を家でとろうと昼休みに戻ってきた私でした(私はケータイをもたないので、家にいなければ連絡はつきません)。郷里に戻ったときには葬儀会場で既に棺桶に入って鎮座していましたが(いや、横になってるけどね)、私にはどーうしても、その死顔がどことなく微笑んでいるように見えるのです。ふ〜と息をついて、えらく安らいでいるようにしか見えませんでした。
…正直、ムカつきました(笑)
「この野郎、一人で楽になってほっとしやがって。このまわりの惨状を見ろ!」と、大変ムカついた事を覚えています。電話で連絡を受けた兄の友人がわかる限り、連絡できる限りの昔からの友人に連絡してくださったのですが、そうやって深夜に連絡を受けた友人の一人が、夜中の二時頃駆け込んで来て、会場の入り口でずっと立ったまま、中に入りもせずに遺影をぼんやりと眺めていた事が思い出されます。私は火事場泥棒かと疑って、寝たふりをしながら監視していたのですが、通夜になってみると友人だった事が判明したのです。信じられなかったので、夜中に車を飛ばして、本当に兄の葬式なのかを、わざわざ確認に来たのだそうで。

そうなのです。それぐらい人様にショックを与えておきながらですね、本人は安らかさ爆発という顔をしていたのですよ。頭に来るだろう?私は葬式の間中、怒っていました。葬儀が終わって遺骨をもって家に戻った途端、夢に出てきて頼まれ事をされたのですが、「死んでおきながら何を偉そうに!自分でなんとかしろ!」「なんとかできんから頼んでるんだ!」と、思わず喧嘩になってしまったぐらいです。

目が覚めて、「こんな事を言っていたぞ」と親に言ったら、ものごっつ変な顔をされましたが、なんであそこまで変な顔をされなければならなかったのか?
だって夢ですよ?別に心霊現象が起こったわけではないのに…。
私は今まで、不思議な事だとか、不思議な偶然とか、どうも自然の摂理に沿わない事などは結構あったのですが、心霊現象にはあった事が無いのです。怖がりなので助かってます。もしもあったら、恐怖のあまり、心臓が止まって死ぬと思います。
私はいつも不穏な気配を感じると、念の為に「ショックで死ぬからやめてくれ」と宙に向って頼んでいます。

ただ、まるで霊現象にあっているかのような夢は、昔からわりと見ます。
部屋で寝ていると、いつのまにか真っ黒い人が居て、抱き着いてきたり(部屋に侵入した変質者かと思いました)、どこかへ引っ張っていこうとしたり。手が沢山出て来て、どこかへ引っ張っていかれ掛けたりし、私が金縛りになっていて「いやん、やめてぇん☆(注:寝ぼけている)」などと思ってる夢とか。はっと気がついたら朝なのですが、なんだかこわいので、夢でもあまり見たくありません。夢の真っ最中はあんまり怖くないのですが、目が覚めたら怖いのですよ。だって、私の夢はリアリティがあるので(感触が残ってたりとか)、まるで心霊現象みたいじゃないか!怖い!

それはともかく、ところが、
後になって聞いてみたところ、どうも死顔が笑っているように見えていた(笑っているようにしか見えなかった)のは、実のところ私ダケだったらしいのですよ。
実は、死顔は見る人によって、違って見えるらしいですよ。

もしもアレが笑っていたとすれば(ほぼ即死だったらしいので、実際は笑う暇もなかったと思うが)、その理由は、まさにこの「やっちまった感(もう笑うしかない)」だったかもしれないなと、今、思ってみました。
自分の駄目さ加減に苦笑しながら、しみじみ思ってみました。


やぐちまさき |MAIL