非日記
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2004年01月02日(金) あけました。

家に帰って倒れて爆睡している内に、元旦の朝になっていましたとも。
これが今年の予定か。
てゆうか、私は昨年の九月末から時間の感覚がゼロなのだよ。なんつーかね、時が止まっててねえ。時間感覚は昔から、話掛けられた事に返事を返すのが数分後だったりして実に微妙だったんだが、さらに悪化してるきがする。そういう短いスパンでなく、今回は月単位で狂ってるかもしれないよ。たぶん、私の2003年から2004年へ跨いでの数ヶ月の記憶は、おそろくゴボっと抜け落ちるであろう。
なんか書いておかないと(苦笑)

熟慮黙考と相談の結果、「年賀状はアウトでも、挨拶はセーフだろう」という結論になったのだ。こういうの面度臭くて、私は好かんのよ、本当は。意味がわからんのに、間違えると眉を顰められるだろう。
此度の判断基準は、
「喪中に新年の喜びを祝うより、『あけましておめでとう!』に『おまえだけがな』とか、『今年もよろしく!』に『その点については後でもう少しじっくり話しあおう』等と返す方が、人として大いに間違っているであろう」
程度だ。あおう。私は気を抜くと、口が滑ってそれをやってしまう駄目人間なのは、過去の実績が証明しているんだ。どんなに普段頑張っていても、その一言でぶち壊しだよ。まるで悪意があるように見えるだ。実際は何も考えてないだけか、至極真面目に考えた結果だのに。
怒られてシバかれて、状況証拠を集めて考察と推論の結果、こんなに大人になりました!

しかし通常会話は主に肉体に任せており、反射神経に近い回路で行っているので、時々(しょっちゅう)間違えて
「いらっしゃいませ」というべきところで、「ありがとうございました」
「Aさん」と呼ばねばならないのに、名前を間違えて「Bさん」
なんてことは多々ありだ。
他も色々反射で済ましている。

今年の新年も一発目から愚かなことをしてきた。
「あれ?○×(注:データ)は出てこなかった?」
「えーと…。ビローっと出てきたやつですか?」←もじもじ。
「そう、それはどこに?」
「ここです」←ゴミバコを差し出す。
「駄目だよ!捨てちゃ!これで全部?」
「はい。全部ここに入れておきました!間違いありません!」←しかしゴミバコ。
…眠かったので、つい(ついじゃないだろう)

頑張ろうっと☆そうしようっと☆

ともかく、よって、さらっと済まそう。
おめでとう。今年もよろしくー(まだ居座るんか?)


元旦は、溜まったビデオを見ていた。
バイオハザード>
ミラ・ジョヴォビッチの顔が可愛い。人様は「記憶喪失だのに、突然にドカドカ戦い出して『いくわよ!』とヤル気満々になるのが、なんか変でイマイチ」と言っていたが、キモチイイぐらい自分が強いことに気付いて、サバイバルがゲームのように楽しくなってきたんじゃないかと思われるよ。脳内に興奮剤がブシューブシューと出て、脳が薬浸けになったねんな。戦闘中には痛覚が殆ど麻痺してるのといっしょなのかもよ。
しかしOPが良い。いや、人がバシバシ死ぬところでなくて、アリス(ミラ)の目が覚めて「ここはどこかしら?」と恐る恐る見て回り、「よくわからんが、何かあるのよ、ここには。絶対何かがあるに違いない」でビクビクする雰囲気が、とてもニューゲームのスタート時点っぽくて面白い。

てゆうか、またバラバラにッ!
また!バラバラにぃッ!

(注↑
幼少期に生きている虫を興味本位でバラ…そうとして力が足りずに果たせず、人に頼んでバラしてもらい、直後に意味不明にものすごい罪悪感に襲われた時から、生きているものをバラす「バラバラ嫌い」になったと思われる。死体は全然平気なのだよ。ナマを生きているままサクっと刻むのが駄目っぽい。ゴリゴリって力任せな感じなら割りと平気みたいだ。我ながらよくわからない。要するに手を汚した感じがしない清潔感溢れるバラバラが何故か駄目みたいなのよ。
「ぎぃやぁあああ!」って感じで。
「アンダルシアの犬」みたいなタイトルの、眼球をカミソリで切るシーンも好かん。先達てDVDが出ていたが、「レザボアドッグス」のDVD特典に「耳削ぎシーン(四分)」だかを見た時も「ギャアアア!アタイは見ない!」と思った。
アタイが(人の耳を)削ぐのはまだ良いきがするが、人が削ぐのを見るのはいや!という気がする(意味不明)
私はギャングのボスにはなれないきがする。人に「やれい」とか言っておいて、やろうとするのを見たら、「うわ!ダメ!ちょっと待った!や、やっぱ自分でヤリマス!やらせて!自分でやった方がマシ!」になるきがする。
下っ端が向いているきがするよ。

そう言えば、別の友達も「<13日の金曜日>は、ブシュー!バシュー!って手とか首がキモチイイぐらい飛んで、見てて面白いわよ」等と言っていた。
なんで?皆、バラバラも好きなんだ。バラバラだけ駄目なのは私だけなのか。
13日の金曜日だって駄目だよ。だってチェンソーなんだろ?
そんな機械仕掛けは却下だ!機械使うのは駄目!禁止!
首切り役人はセーフだが、断頭台はアウトだ。
よって私は「ファーゴ」のラストも恐かったのだ。
「嗚呼、やられた。見てしまった。」と思った。

こういうのも占いや心理学で何かあるのだろうかしらね。
賭けても良いが、きっと私の方が病んでる結果が出るよ。バラバラ好きは比較的マトモと思うね。さもなくてどうして、変質者を破裂死させて、「またやってしまった…。来ちゃ駄目って言ったのに。とにかく現場を離れなければ」等と逃亡しながら、かかった血液で濡れたスニーカーが素足に触れる感触が気になって「湿った靴が気持ち悪い。どこかで新しい靴を調達しないと、歩くのもいやだ。でもこの靴で店に入ったら何事かと思われるよな」なんていうリアルな夢を見て、朝爽やかに目覚める事には、ならないだろうと思うよ。
だから私は自分がボケるのが恐いねん。人格が崩壊を始めたら一体何を始めるか想像もできない。たぶんボケてる私は平気の平左で何も思ってないだろうが、周囲は危険に晒されるきがするよ)


正月から何の話だ。
ともかく、バラバラ映画のリストが増えた。
(最近のバラバラ作品の例:「キューブ」「ゴーストシップ」)
(是非参考にしてください。主に初めの方にあり、すぐ「さては今からバラバラにされるんだな?」とわかります)

あの黒人の…レインだったかしら?女の隊員が美人で好みだった。
あの目つきの悪さとか。誰かしら、あれは。


それに比べて、ホラーのコーナーにあったのに、全然恐くなかったのは
<ルーブルの怪人>
ほんっっっとに!!!!…恐くない。いっそ微笑ましい。
ロマンチック。
影で元刑事さんと某が見張ってるんだが、探し物が見つからなくて癇癪を起こしているルーブルの怪人を見て
「あてが外れて苛立っているようだ。行って慰めてやれ」
等と言っててオカシイ。

ちなみに、主人公の男友達が「タクシー」の運転の下手な刑事さんをやっていた人だった。この顔がなんか好きだ。
何かに似てるきがする。犬の種類のようなきが…?


訂正を忘れていたが
さらに間違い>
スイートボックスのクラシックを使った奴は、カノンではなくて、J.S.バッハ(?)のG線上のアリアだった。
そしてホルストの惑星組曲中で、一番出来が良いと言われているのは、金星だったかもしれない。大体、金星と木星が有名なのよな。しかしそんな噂を一体どこで聞いたか読んだか、全くサッパリ覚えてない。

パランティアは意志が強ければ、見たいものが見えるらしい。
でも使ってると、映像の最中に(意識に上らないが)頻繁に目玉カットが割り込んで来て、サブリミナル効果で洗脳される…という事のようだ。
ピカピカとサウロンのカットが(無意識に)入ってくると、実験で映画中にコーラの映像を挟んでおいたら上映終了後に殆ど皆が何故だかコーラを飲みたくなって買いに行ったように、パランティア使用後は突然サウロンに手紙を書いて「どうしてかわからないけど、あなたが凄く気になります。連絡待ってます」と告白したくなるんだろう。意識を集中させて疲れ果てている事だろうから、リラックスしている時と同じくらい効果てきめんなんだろう。

せっかく正月なので>
元旦はそうして紅白なますをつくったら終ったのだ。本当は今年は黒豆を煮たろうと思っていたのだが(食事ぐらい正月らしくと思って)、黒豆があまりにも高かったのでやめたのだ。

人様に宅急便で御モチを頂いた。宅急便屋はまた道に迷った。
「勉強になりました」
と言って帰って行った。でも今回の方の敗因は、電話の手応えから推し量ると、住所の一部を読み飛ばして、似た名前の別の町の地図を見ていた感じだった。
宅「○×町X丁目ですよね?」
私「はい。△、○×町X丁目です」
アタイの耳にはちゃんと聞こえただよ。その後
宅「…あ、こっちか」
と、呟いて何かを捲った音が!
宅「えーっと、あと三十分ほどで着くと思います」
アタクシは微笑んで電話を切りました。「車で」?「後三十分程度」?
「今、ちょうど○×町のX丁目あたりで、そのハズの場所に何か違うものが建っていて、困惑して電話してきたところだったんだな。○×町からなら△○×町まで丁度二三十分だ」と、わかったのであります。


で、食す。高い黒豆が入ってる。ゴージャス。
本当は御雑煮をつくりたかったのだが、うちの雑煮の唯一の具であるカツオブシを切らしていたのだ。
作り方は簡単です。マジ三分料理だ。鍋にちょっと水を入れ沸かし、醤油と合せ味噌を入れて溶く。これがタレ。
煮餅を椀に入れ、親の仇のようにカツオブシを盛る。ポイントは、カツオブシを具だと思って「盛る」ように大量に入れること。これでだしを取る手順を省くのだ。別にだしをとっても良いんだが、どうせカツオブシの味で吹き飛ばされる。
そしてカツオブシ山盛りにタレをかけて凹ませる。ちょうどモチすれすれまで。
必ず好き嫌いせず、カツオブシもいっしょに食うこと。
たった一つの「具」だから!それを忘れず、大事に食うこと!

明日はカツオブシを買って来よう。店があいていたら。


やぐちまさき |MAIL