非日記
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2003年03月26日(水) 夢を見た。

内容忘れたが、…メリピピの。
書く事を思いつかないのが、よほど重荷になっているらしい。
だって、…め、目立たな…(削除)

あかでみぃ賞では、音響だかなんだかの賞を貰ったらしいが、私的にはノミネートされていたというだけでも驚きでしたよ。万が一、作品賞でも受賞したあかつきには、「かの賞の権威も随分と地に落ちたものだ。今マントル第二層ぐらい?」等とこっそり瞠目した事でしょう。
そう正直に言ったらば、「見て、そんなに酷かったの?」と問われたが、個人的に面白いかどうかとか、そういう問題じゃないんだ。面白いのは、それなりに面白かった。

でなければ、今頃二枚目の前売券は爽やかに破いて、
「なんの事?アタイ知らないわ。全部秘書にまかせてるから、詳しい事はアッチに聞いてちょうだい」
等と言っていて、現在の如く
「さあどうしよう?いつまでやってるんだか。ココとココとココが休みで…、あとは…。しかしココは連勤だ。嗚呼、だけどな、もしココの仕事で落ち込むような事があった場合は…疲労を押してでもココで行くべきだろう。しかしそれならば、翌日からの勤務日数が少ないココを逃す事はできん」
等とゴチャゴチャ考え込んで
「で?結局いつ行くの?」
と困惑してしまい、
「………アホちゃうか?行きたい時に行けば良いんだ。くだらん事で悩んでしまってるわよ。もっと大事な事があるだろうが。そう!大事な事は、最終日が何日になり、私が最後に見に行けるチャンスが何日になるのかって事だ!」
等とブツブツ自嘲してはいないと思うわ。
(それもこれも前売券があるがゆえの弊害)


第一、私は原作自体に読む前から妙な愛着…ってゆうか執念?をもっていて、しかも「好きで作った」というところに出来を度外視して感動する性質なので、そのへんから来る贔屓は差っぴかねばならない。
ただ、好き勝手言わせてもらうなら、全部を入れようとしてテーマが絞れてないのは敗因だと思う。一本の映画では無理だ。素直に三本つくってオムニバスにしちまいたいところ。
原作でも、正直、この第二部はあまり上手い事行ってないように感じるところ。だからと言って、ならどう構成すれば良いかと考えると、どうにもできないんだが。

要は、あの三組は(に、限らずとも)同時進行なんだが、人間の目という奴では、基本的に時間軸は一本で直線だってところに問題があるきがするよ。二つ以上の場面を同時に見る事はできず、二つ以上の感情を同時に感じれば混乱するだけだ。普通は。
長く立ち止まって整理をつける事ができない、時間の流れに沿って一方通行で進行していく映画では、パラレルな進行は難しいんじゃないかと思うよ。そうそう繰り返し見れる長さでも新奇さでも無し。
いっそ、どれか二組捨てて、主人公を一人にした方が良かったように思うわけよ。一つの作品としては。ただ、それではファンタジーというジャンルのもつ醍醐味がなくなるよな。あの、全景が立ち上がってくるような、世界が見えるように感じるような。
♪目に映る〜全てのものは〜メッセージ〜♪で(笑)
何故か好きなんだよ、演繹法より帰納法が。贔屓してるの。堪忍袋の緒が切れたり感情が抑制を外れると演繹法に突っ走る自分が短気で嫌なんだよ。

例えば、平時はどのように使用しているかというと、帰納法でカップルを判定してゆき、演繹法で証明して遊んでるわけだ。しかしあまりにも心の琴線を揺さぶられ感情が高ぶると、イキナリ「二人はバカップルだ!」と前提をし、演繹法で無理やり証明して「ほらな。やっぱな」と悦に入るわけである。その場合、帰納法で同じ答えを出せない場合は現実の方を「何かの間違い、及び例外だ。細かい事言うなよ」と無視。同人女たる所以だ(阿呆だ)


ともかく
あげく、原作を先に読んで、しかも映画(というメディアの)ファンでない人間としては、「完成度など構うな。入るだけ入れろ。捻じ込め」という気にもなるわけよ。


それだのに、リヴ・タイラーはイッパイ出るしな(笑)
その上に、私はリヴ・タイラーは、演技はよくわからないが、顔があまり好きでないのだ。好きなのはサンドラ・ブロックや、「アヴァロン」のアッシュ役をした女優さんである。
よって、そんな沢山見せられても、別に嬉しくはない。

嗚呼、また、予定まですすまなかったよ。
青春の思い出を(長い青春にモンク言わない)ちょっとは書いておこう。

ファラミアに「貴様、何者だ!?」と問われて、「庭師だ!」なサムは素敵すぎです。惚れ直します。キング・オブ・ニワシです。流石は私の愛した男(意味不明)
これだけは書かないと寝れんな。あそこは最高だからね。

関係があるのか無いのか
「貴様何者だ!?タイ○レンジ○ーか!?」

「…さあな」

某ナオトを思い出してみたり。その一言で箸をとり落とし、以後目が離せず、その魅力に虜になったからね。
ナオトは…友達いなくて、だからって公園で洗濯する時にも鳥をつれていって、ちょっと不安になると「俺は間違ってないよな?」と鳥に話しかけるぐらい、鳥が好きだったから…鳥が…好きだったから…
なんでそんな、命を落とすほど鳥が好きだったんだよ?
(思い出にできないでいるらしい)


そして、「なんでフロドがあんな若いねん。オッサンちゃうの?」とか「なんでホビットは、あんなに愛らしさを強調されているんだ」という事に「旅の仲間」から不満を抱いていて、
「ちっちゃけりゃ可愛いなんて、そんなバカな。そゆもの?」
とブスブス思っていた私ですが、「二つの塔」を見て「ギムリ、なんて愛らしい!」と唸ってるうちに、とうとう気づいてしまったのです。

ドワーフもちっちゃい!

…アタイ、愕然とした。


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