非日記
DiaryINDEXpastwill


2002年12月28日(土) 気を抜くと・・・

鼻歌を歌ってるので、とてもイケナイ。
だって頭使わなくて良いから、楽すぎて暇なんだよう。いや、本当はアタマ使わなければならないのかもしれないが、制限時間が短すぎて、私には反射神経しか使えない時間なんだ。
自慢じゃないが、頭悪いんだ。
指示されなければ動けないが、指示されても動けないんだよ!(威張るな)

う、いや、頭の良し悪しは処理の速度だけではかるものではない…と誰か言ってた気がする。
とは言うものの、それで例に出されていたのがアインシュタイン博士なので、そんな教科書に載るような高名な学者さんと一般人を比べて慰めになるわけが無いだろうがとも思う。ついでに言わせてもらうなら、確かアインシュタイン博士はアメリカ大統領に「原爆つくれ」とお手紙書いたので(語弊あり)、「そのおかげさまが巡り巡って、毎年毎年夏になると平和教育と称して、皮膚の焼け爛れた人間のカラー写真が全面に貼り付けられた死の回廊を歩くはめになったのか…」と思うと、いまいちモグモグするものがある。
そりゃモチロン、彼の所為ではないけどね。時流って奴かもしれないがさ。
でも普通、学識者てのは、時流を「止める人間」であるべきだろ?違うんか?


最近の気懸かり>
「心得ておきます」と言ったら笑われた。何故に。
そう言えば「以後気をつけます」と言っても笑われた。何故じゃ。
私の日本語、変ですか。
変かもしれん。そりゃ多少は無理しとるからね!
本当は「だ。である。だろう」調だからね。……口語が。

敬語が変なのはわかってる。だって大体面倒くさいだろうが。なんで一々、誰より誰が上とか下とか瞬時に考えないかんねん。
皆、本当は暇なんだな?
「いつもお世話になっております」
といわれ、一瞬
「…は?私はお世話した覚えが無いんだが?あんた、誰?」
と思ってしまい、「こちらこそ」の間にタイムラグができてしまう私は、きっと人として駄目なんだろう。


「あら、あなたは!」
と何度か声をかけられる。
…怖い。私の知らん人が私を知っているようだ。またか。「巨人の星」のひゆうまの姉ちゃんが電柱に隠れたい気持ち(ちょっと違う)
だからアタイ、お外キライなの。知らない人が声をかけてくる。
おうちに篭りたい。
いいえ、ダメダメ。弱気になっては駄目よ。今に始まった事ではない。
何がいけないって、私は人間を覚えるのに、人の何倍も時間がかかるのだ。十年ぐらいコンスタントに付き合いがあってもまだシラっと間違えるからな。
だって、皆、目が一つで鼻が二つで……………間違えた(冷汗)二つなのは目と耳で、鼻と口がヒトツで、鼻の穴が二つなのは永遠の謎なのよ。
要するに、造作も大した違いは無いし、性格も似たり寄ったりだし、喋る事と反応に至っては殆ど違いないんだもの。

何、いつどこのレジにいたって?あなた、そんな。スーパーのレジの人間が客の顔なんか覚えるのかよ、普通?客の私はレジの顔なんか見てないよ。しかも何、いつの話だって?信じられん。どんな記憶容量だ。君は天才かね。


出来事>
就業五分でストッキングがデンセンする。
一日デンセンする。

悪いのは私。わかってる。何か飛び出てたからね、引っ張ってみたのよ。そしたらデンセンした。40デニールだかの温かい、高い奴だったのに。ああ。

そりゃ、「電線するかなー?」とは思ったよ、確かに。
でも、「電線せんかも!」とも思うだろ?…愚かにも思ったのよ。


厦門の特産>
何故かパッケージ数箇所に「クリーンピース」と書いてあるが、どうもグリーンピースと思われる。
私は初めて食ったのだが、どうやらこの商品は、厦門の伝統的な特産品の銘菓であり、シンガポールのテクノロジーによってさらに改良され、日本やオーストラリアや東南アジアに輸出されているらしい。
それで一部如何わしい片仮名が書いてあるようなのだ。だが、原材料のところを見ると、純天然緑豆と書いてあるので、「純天然緑」までを総括し、一つの単語で表現しようと試みてカタカナにすると、「グリーン」ではなく「クリーン」になるのかもしれん。言い得て妙って気もしてきた。

グリーンピースを乾燥させて挽いて粉にし、砂糖を混ぜて、カタチを整えたのではないかと思う。きな粉を四角い箱につめて逆さまにして、そっと出したら四角になるだろう、一応。そんな感じだ。
不用意に触ると、口に辿り着く前に崩壊するのだ。これがシンガポールのテクノロジーか…(そこじゃない)

めちゃ甘い。
買ってきた人間が「きな粉の菓子。きな粉の菓子」と言ってたのがわかる。御茶なしに食べたら咽喉に詰まるだろう。まさに茶菓子という感じだ。
和菓子のよう。
物凄く甘いのだが、どこか品のある甘さだ。

パッケージの読める方(英語)を見ると、ええ、何何…「栄養と香りの品質はおよそ保持され、その柔らかな味わいは貴方に真実の喜びを与えてくれます。イカス感じ!」とな。ふむふむ。
ちなみに私は日本の商品でも、パッケージに英語で書いてあるのを読むのが好きだ。面白い。しかもだいたいパターンが同じで、内容が推測できるので、辞書なしで読める貴重な英文だ。
ちなみに、「イカス感じ」というのは、「Cool sesnsation!ってのは、Cool sensation!の間違いじゃないか?」と判断した上での意訳である。自分では名訳だと思うんだが、できればもちょっと上品にしたいかな。

ついで左側を見ると、謎の漢字が(簡略化されてる奴とか)並んでいるが、流石書き日本語の輸入元の国だけあって、わかるところも無いでもないね。あ、書いてある事がちょっと違うようよ。
英語の方は「伝統的な食品だ」とかそういう話だが、母国語の方では普通に言材料とか書いてあるよ。こっちの国の菓子の箱に書いてあるのと同じような事が書いてあるんだろう。
「口に入れると、とろけます」とか書いてあるようよ。こっちのがより正確だね。この触感は「soft」では到底伝えきれないよ。
「ベリー・ベリー・ソフトで、ウィズアウト・ウォーターで、イントゥー・ザ・マウスするなら、おそらくはブリージングをプリベントし、まるでライク・ザ・スウィート・ダスト、そしてユーにスウィート・ペインをギブします」とか書いた方が正確と思われるよ。

へえ、「清らかな甘さは、鮮やかに美しい」そうだよ(無理やり日本語にしないように)

最初変な味だと思ったが、だんだん旨いような気がしてきた。人にもやろうかと思い、絶対量が少ないのでどうしようかと悩んでいたが、そうこうするうち、結局一人で食ってしまう。


やぐちまさき |MAIL