「みなさん、ボンジュール」
「発情期を迎えた近所の猫どもがこわくって、突然ヒキコモリになったボス子(去勢済み♂、2歳)です。ウチの飼い主のママンが『どんな心の傷を負ったのかしら』と心配しておりますが、余計なお世話だといいたいです」
「そんなボス子から、我が飼い主の近況をば。」
「まず、水仕事で手が荒れて、指が汚いです。こんなぱっくり割れてます。」
「飼い主は『冬場はお互いに厳しいよね、主婦業…』と時どき某姫と電話で会話してたりします。お前ら二人とも主婦じゃないだろうと突っ込みを入れた上で、最近寝ぼけてキャベツと間違えて指を輪切りにしてしまった某姫はそれどころじゃないだろうとさらに突っ込みを入れたいです」
「そんでもって、飼い主は姉からプレゼントをもらいました。非常に喜んでおります」
「そうです、我が飼い主はマヨラーならぬ柚子ポンラーだったのです。なんにでも柚子ポンです。目玉焼きにも。基本的に柚子ポンともやしとレンコンがあればご機嫌のようです。そういえば飼い主、祖父の葬儀の際に祖父の好物だったアスパラと獅子唐を棺に入れようとして止められていましたが、ふと、自分の葬儀の際には柚子ポンともやしとレンコンをみんなが入れてくれるのかな、と思ったら、少し切なくなったそうです」
「あと、先週は週明けに出張で北海道に行ってたらふく海の幸を食べて、週末には閣下と御前様の家に泊まって、御前様お手製のアンチョビピザを食べたそうです。贅沢。ゆるすまじ。」
「ついでに、閣下の御宅でリボーンの未読部分一気読みしてきたそうです。ヒバリと骸(鎖まきまきバージョン)萌えだそうです」
「そんなこんなで、はしゃぎすぎて疲れたみたいです。ボス子も寝ます。最近の趣味は、飼い主と頬を寄せ合って寝て、そして朝には奴の顔面にモーニングパンチをかますことです。それでは、ボンソワレー!!」
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