また図書館の棚からチョイスしました。
初めての作家岸本葉子さんの 『カフェ、はじめます』。
ネーミングと表紙に惹かれたのですが、
中身もなんだかホッと温まれる内容でした。
決してハッピーエンドではないし、
まだまだ途上の状態で終わるんですけどね。
人の出合い（出会い）って不思議だなってしみじみ。
主人公のいさみは、ある古い家に出合い、惹かれることによって、
初めてのカフェに挑むのですが、その過程が優しさで溢れているのです。
それは多分、いさみの人柄により、人が集まるのだろうと思います。
岸本さんは本職はエッセイストらしく、小説は珍しいようですが、
その珍しい作品から出合えたことも嬉しく思います。
機会があったらエッセイも読んでみようっと。


次に角田光代さんの 『三面記事小説』。
新聞の三面記事をヒントに書かれた６つの短編集でした。
事件を記す三面記事の短い文章だけでは分からない世界を、
作者の想像で描いている風でしたが、
どれも、誰もが持つ負の心情が影響するものでした。
嫉妬、妬み、挫折、疎外感、被害妄想…、
できれば持ちたくない感情ですね。


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あおい雪　 DiaryINDEX｜past｜will ｜ＭＡＩＬ

2018年05月22日(火)　雪の歯−虫歯。
2017年05月22日(月)　ぉ財布。
2016年05月22日(日)　掃除。
2015年05月22日(金)　梅干し。
2014年05月22日(木)　途切れながらも…。
2013年05月22日(水)　冷や水。
2012年05月22日(火)　起きられない二人。
2011年05月22日(日)　桜と過ごす日曜日。
2010年05月22日(土)　桜、最後の運動会。
2009年05月22日(金)　父の病−髭剃り。
2008年05月22日(木)　本■雑貨屋さんの一角。
2007年05月22日(火)　傷だらけの少女。
2006年05月22日(月)　桃、発熱。
2005年05月22日(日)　桜、運動会。
2004年05月22日(土)　鈍感＝気付かぬふり。
2003年05月22日(木)　風まかせ、求む南風。