あおい世界
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2009年05月22日(金) 父の病−髭剃り。

今朝は実家に寄る時間が作れず、
会社に向かっている時に送られてきた母からのメールに救われました。

おはよー。
昨日の午前は少し心配の病状だった。
喉の痛みが良くなり、昨夕は、粥、うどん、豆腐、牛乳、ゼリー、
すべて少々なれど食べて、茶もおかわりする。
体重計一度は隠したけど駄目です。
50キロ割ったと言ってます。
菊の芽つけをしたり、それに必要な物を買いにいったり、藤の剪定をしたりして、
夜寝る時 「今日も1日生きのびたー」 と言ったのよ。
有意義に生きているのよ。万歳だワ
行ってらっしゃーい。


父と母にとって朝を迎えられることがこんなに嬉しいことなのかと思う毎日なのでしょう。
もう月単位ではないような気がします。

とても焦っている反面、
すべてをそれに集中させることが、
逆にそれを早めてしまうような気がするため、
あえて考えないようにしたり、
いつも通りバドへ行ったり、
明後日の運動会も行く気満々だったりしているあたし。
でも週末、実家に泊まりに行かずにもいられません。



夕方、実家に寄りました。
母が信頼している近所の母の友人が来てくれてました。
その方は三人息子を育て上げた後、
旦那様が倒れてしまい、介護を数年した後、今は施設に入っているそうです。
その旦那様は、痴呆も入っているので、
奥様が会いに行けば辛うじて分かるか分からないかという状態。
それもまた我が家とは違う辛さがあるようだと、
よく母から聞かされていました。

その方が、父の髭剃りをしてくださいました。
具合が悪くても、しっかり生えてくる父の顔の髭は、
電気カミソリは合わないらしく、いつも気に入ったT字の髭剃りを使っています。
それもお風呂でじっくり温めてからじゃないと剃りにくいらしく、
毎日お風呂に入れない今、綺麗好きで几帳面な父は髭が気になって仕方ないらしいのです。
その方は、床屋さんが使う石鹸を泡にして顔に塗る刷毛みたいなものとか、
専用のカミソリを持っていらして、旦那様の髭も剃ってあげているとのこと。
母はその方法を覚えようとじっくり見ていました。
頬や鼻の下、顎はまだいいとして、
弛みはじめた顎の下(首)の皮膚を伸ばしながら剃らなければないようです。
すっきりして良かったね。

退院してからずっと、日中はパジャマを脱ぐ父。
今日は近所の方がいらしたせいか、いつもより声高に話していましたが、
母に聞いたら、朝、ほんのちょっと食べただけだと言います。
体重も坂道を転げ落ちるように減ってきています。


南無八幡大菩薩
タケシがブログのコメントに記してくれました。
ここエンピツやブログには記すことができる父のこと。
口から言葉に出すと、涙が溢れてきて、
リアルな知人友人には誰にも話せずにいます。
家では娘たちに父の様子をいつも教えるようにしています。
心構えだけはさせておきたい。
でもそれを伝えるとき、いつも涙目になってしまいます。


南無八幡大菩薩(なむはちまんだいぼさつ)
  南無は、「すべての心と身を委ねお任せします」の意味。
  八幡信仰は「武の神様」
  勝敗はすべて(あなたの御意志です)の意味合いがあります。
  切羽詰まった時は、神や仏が最後の砦なんでしょう



検索WORD = 父の病−


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