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| 2014年09月19日(金) | 本■カルテとふくわらい。 |
また図書館の棚から選びました。
夏川草介さんの 『神様のカルテ』 と 『神様のカルテ２』。
以前、テレビで映画化されたものを観ましたが、
桜井翔くんがいい感じで主役を演じていました。
病院、医療をテーマにしたものですが、
海堂作品とはまた全然違う面白さがあります。
特に、主人公の一止（いちと）と奥様のやりとりが素晴らしい。
現代なのに、昭和初期を思わせるような人間関係も微笑ましい。
『〜２』 のラストは涙なくしては読めませんでした。
心温まるいいお話。
『〜２』 が映画化されたのも観たいし、
『〜３』 まであるようなので、ぜひとも読みたい。
次は久しぶりに西加奈子さんの 『ふくわらい』。
西さんならではの奇妙な世界でした。
民族とか人種とかを超えた人間に焦点を合わせた、
不思議な感覚で、異文化にも触れることができました。
ちょっとグロテスクなところもありますが、
まぁまぁ面白かったです。
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