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| 2010年10月05日(火) | 本■初 譲。 |
新刊コーナーにあったので、
佐々木譲さんを手にしました。
なかなか面白かったです。
ある事件がきっかけで心身症になってしまい、
休職中の身である仙道警部のもとに訪れる６つの事件を、
それぞれのストーリーに仕立ててあります。
その一つのタイトルが 『廃墟に乞う』 。
全てにおいて、綺麗に解決というわけではありませんが、
休職中の警部が出来うる限りで探って行く様子が良かったです。
今回、佐々木譲さんのことは何も知らずに読み始めましたが、
ずっと前にドラマ化された 『警官の血』 はじっくり見た覚えがあります。
北海道で生まれ、現在も住んでいるとのことで、
舞台が北海道の物も多そう。
『廃墟に乞う』 も６話全部が北海道でのことでしたし、
道警シリーズという警官ネタの小説もあるようですね。
機会があったら違う作品も読みたいと思える作者です。
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