あおい世界
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2005年09月03日(土) |
桃、あのとき泣いた理由(わけ)。 |
朝、少し咳をしていた桃。 透明の鼻水も出ていて風邪をひき始めの兆候。
桜も桃もノースリーブ大好きっ子なので、 夏になってからというものの、 ほとんど毎日ノースリーブのワンピを纏っているのですが、 咳をしている桃には、半袖ワンピにするよう促しました。 ブーブー言いながら取り替えた桃。
朝食の時、 最近、特に親しいアイリちゃんとチエちゃんが風邪で休んでいると聞かされ、 保育所で風邪が流行り始めたのかもしれないと話をしていたら、 急に思い出したように言いました。
もーちゃん、お熱出した時、 ママがぬいぐるみで話かけてくれて、もーちゃん泣いたんだよねー。
あー、そうだったよねー。 お腹痛いーって、ポロポロ泣いたよね。 (あのときの桃を真似るあたし)
もーちゃんね、嬉しかったの。 ママがぬいぐるみで話をしてくれて、嬉しくて泣いたんだよ。
あの日のことはよく覚えています。 昼食の食パンをちょっとかじっただけで、横になったまま眠りにおちた桃。 1時間半ぐらいして、目覚めた桃に、 あたしが、いくつか小さいぬいぐるみを持ってきて枕元に置いてあげ、 ぬいぐるみが桃を励ますように語り掛けたのでした。
喜ぶかと思ったのに、つぶらな瞳からはポロポロポロポロ涙が溢れだし、 しまいには、嗚咽するほど泣きだしたのです。 何が辛いのかと問うと、お腹が痛いと言うので、 ぬいぐるみで遊ぶ気分じゃなかったのかなと思う半面、 何かに感動しているのかもしれないな。。。なんて思ったのは事実。
ただ、それを表現できないのか、 自分の気持に気付かないだけなのかと思っていました。 1ヶ月経って、桃の気持を聞かされたことは驚きですが、 あたしの思っていた通りだったので、納得できたし、 改めて桃の感受性の強さを実感しました。
いろいろ表現できる、してくる桃に対して、 桜は表現できないだけで、やはり同じようにいろいろ感じているはず。 あたしはもっともっと娘の情感を大事にし、 気付いてあげられるようにしたい。
して、反省。 昨夜、桜が一人でトイレに行くのは怖いと言うのに、 叱咤して気合を入れさせようとだけ試みたこと。 ただ単に、付いててあげるのが面倒臭かったという怠慢です。
あぁ、反省。 桜、ごめんね。 自分だって小さい頃、人一倍怖がりだったくせに、 娘には、怖くない! しっかりしろ! だなんてよく言えるよね。 ごめんね、桜。
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