あおい世界
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2003年06月10日(火) 桜 誕生まで No.3。

さて、
数日の張り止めの後遺症にも慣れてきた頃。
やっとカーテンを開けて周りを見渡すとそこには、同じような妊婦が5人。
そう、ここは6人部屋です。


よく個室派の人もいますけど、あたしは年中ベラベラしゃべったり、
他の人の妊娠状況なんかも聞ける大部屋がいいな。


あたし “妊娠悪阻” で入院したときの周りにいた明るい妊婦になっていたのよね。
毎日、食べ物の話とかそれぞれの担当医師の話とか、お互いの旦那の話とか、
話題は尽きないし、みんな何かしらのリスクを背負って入院しているのに、明るい、明るい。
産婦人科っていいねぇ。


それぞれのお見舞いの人たちがくるから、
お互いの旦那とか家族とか兄弟とかにも自然に会っちゃうわけで、
またまたそこから話が広がったりしてね。

馴れ初めを聞いたり、見た目に反して甘えん坊の旦那だったり、
見た目通り大食漢の旦那だったり、
あたしなんかはラブラブ夫婦に見られてましたよ。   がはは

一応、あたしの元夫も毎日、顔を見せに来てくれてたし、
ベタベタタイプの人だったので。


彼が一人で規則正しい生活をしているかどうかは、
ちょっと疑わしいものがありましたが、
そこは考えてもしょうがないことと、信じるしかなかったですね。

・・・・が、退院後、
あたしが集めていた500円玉のみを入れる貯金箱が消えていました。
・・・・結構、重くなっていたから、相当貯まっていたと思うけど。
・・・・ま、この話は、いいか。


この入院中、同室だった人とは今だに交流があります。
産後、あたしが子育てサークルを立ち上げようと、
その同室だった人たちに提案したら賛同してもらえたので、
早速、場所だの会員規約だの、いろいろ活動したんですよん。
その子育てサークルは創立者がいなくなった今でも続いています。
なんか、そういうのって嬉しいな。


そんなこんなで切迫早産という危機を脱し、3週間の入院の後、
あとはもういつ生まれてもいいよ、という予定日より3週間前に退院しました。
24時間張り止めの点滴をはずすと、
待っていましたとばかりに一気に出産へと流れる人と、
妙に落ち着いちゃう人がいるらしいんですけど、
あたしは、落ち着いちゃうタイプだったみたいで、
結局は予定日間近まで実家で過ごすことになっちゃいました。。。はは


そう、6月は、桜が生まれた月です。


 *** つづく ***


桜 誕生まで No.1。
桜 誕生まで No.2。





。。。。。回 想。。。。。

夕方、帰宅してから洗濯。
相変わらず、学習能力のないあたしは、
またまた桜のポケットに入っていたわら半紙に気付かずに、、、失敗。。。

あの日のメッセを思い出してしまいました。

当分、この失敗はしたくないな。

って、思い出すかどうかが基準ではなく、

本当にこういう洗濯を干すのってメンドーだわ。


あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL