sasakiの日記
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| 2012年09月26日(水) |
Country Road |
陽が落ちて、家の車止めに置いてあった車が徐々に見えなくなって、普段であれば外灯が点き、玄関の明かりが灯るのだが、もう点く事はない。 家がすっかり解体され、家があった跡の土。土台に使っていた石、庭の草木、親類がおこしている少しの畑。解体後の業者がわずかに残した狼藉のあと。 隣の家は昔と変わらず居間からの明かりが外に漏れている。 ところどころの外灯。 だいたい想像通りの空白感。 自分が生まれて、ほんの少しの時間育ち、走り回った家。 自分がもう少し若い時にこの場所に立ったら? もう少し朽ちるまでこの家が残っていたら? 始めてここに住もうと思った先祖の事。 そんなにたくさんの感情があったわけじゃないけど。 戸を開けたり、物置に行ったり、夜中に天を見上げたり、布団を敷いて寝たり、風呂入ったり、虫の声を聞いたり。 田舎がなくなるという事はないけど、そこでの生活はなくなった。 ふるさとを歌う人になった。 今までは唄わなくてあったんだけど。 珍しく雨降りの田舎だった。 9月14日のコンサート終わって11日も経った。 ベーカーショップ ブギーのメンバーにはきっちりと煽ってもらった。 本当に良いライブだった。 次にやる時には、ミディアムもスローもなしの、ひたすらノリだけのライブをやろう、という事に決まった。 まだ、みんな全然いける。
1年半も経つのに瓦礫の山だけが大きくなっている海沿いを走る。信号が生活を感じさせない集落で点滅している。 今のテレビのニュースの枠では入らないだろう、一切動かない災害の後の風景が今も、明日も、明後日もある。 リアルに金で解決つく事が沢山あって、その出どころは国だけ。 バスさえ走らなくなってるところだらけだ。年寄りだらけだというのに。
おわり
sasaki

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