sasakiの日記
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2004年11月02日(火) 尿糖検査用試験紙

 というのを猫のために買って来た。
 人間用なんだけど、動物病院でも同じものをくれたので、一応と思い薬のツルハでも売ってたので買ってみた。薬屋と言うのは探すと色々面白いものを売ってるもんだ。
 スポ太郎がおしっこをしたのをみはからって即効でその新品の尿のたまりにこの検査薬を差し込む。そうして30秒ほどすると色が変わると言うことだったんだけど、30秒待つまもなく、見る見る緑色が濃くなっていく。
 緑色になると言うのはこの説明文を読むとよくないらしく、黄色から薄緑あたりがまあ、理想ライン。「ほとんど尿糖は検出されませんでした。」が健康体、「少し尿糖が検出されました。」おいおい!と言う感じで、「大目の尿糖が検出されました。」これは深刻ですよと言うラインで、このところに家の猫はいるらしい。
 尿等検査試験紙はどっさりと筒の中に入っている。
 スポ太郎ばかり計ると言うのも芸がないなあ、人間用なので人間が本来は計るべきなんじゃないだろうかというまっとうな考えが突然浮かんだ。
 日々甘いものばかりを食う生活をしているし、ときどきおしっこに泡みたいなものが出るし、目がかすむし。もしかしたら尿に糖が出てるんじゃないだろうか?蛋白も出てるんじやないだろうか?おっかねえなあ。
 この20何年以上健康診断なんて受けた記憶もないしなあ?
 色々ひどいことになってるんじゃないだろうか?
 思い切ってこの尿糖検査試験紙で検査してみようと思い至った。
 
 もうどきどきもんだった。
 スポ太郎みたいに緑になったらどうしよう、こわいなあ、糖が出ていたらすぐ病院に行こうと決心してトイレに入る。そうなったら糖尿一家だ。ははは。
 
 5秒。
 15秒。
 20秒。
 30秒。
 なげえなあ、30秒は。
 
 変化なし。どうだい?
 
 へへ、全然大丈夫みたい。
 妊娠検査薬ってこんな感じなんだろうなあ。やれやれだ。
 んな事やってないで病院で検査してもらえよなあ、と言う声も聞こえる。無視することにする。いろんなものがこじれていたら怖いから病院には行かない。行くときは手遅れになってからと決めている。いいのかなあ?こんな態度で。よくわからんけど。

 若い奴を集めてバンド作ろうと思ってる。
 ギター、ベース、ドラムス、はいるんだけどどうしても今度のバンドにはピアノ弾きが欲しいのでもう少し粘ってみることにする。通常でも鍵盤はなかなかいないもんだ。
 どんなものなんだろう?
 平均年齢20歳。
 ひとりは彼女が妊娠中でこれからどうしようかと思っていて、もしかしたら音楽どころではないのにバンドなんかに、悪の道に引きずり込んでいいもんなんだろうか?何かサジェションしたほうがいいんじゃないだろうか?と色々思うんだけど、もう大人の男なんだからと言う気持ちも湧き上がる。
 それにしても20歳で子供もちになるとは羨ましい。40歳ではもう子供は20歳だ。僕は若い奴が子供を持つとこういった勘定ばかりするようになってしまった。
 僕は今、子供が出来ると子供が20歳になる時はエーと何歳だっけ?一瞬眩暈がした。運動会などは欠席しなけりゃいかんか?はああ。
 
 ある日玄関のチャイムが鳴り出てみると、15歳くらいの女の子が立っていて「お父さんですか?娘です。」と言う唐突的な人生芝居を夢見ていたがどうも妄想に終わりそうだ。誰も玄関のブザーを押さない。
 
 若い子は結構ムチャクチャをやる。世の中、利口な奴ばかりになってるのかと思っていたら意地を通す奴はいるらしい。
 おじさんじゃない元気びんびんの若者バンドってどういうものなんだろう?果たして僕は理解されるんだろうか?そして僕はなんて奴らに呼ばれるんだろうか?
 「佐々木君」て呼ばれたらどうしよう?殴るべきか?返事をするべきか?悩むところだ。
 最大の問題は僕がやってる地味な音楽についてくるかどうか?それが一番の問題だ。出来るだけ派手目のものばかりやるようにしようと決心した。
 このバンドでライブやるときは当然立ってやる。果たしてもつんだろうかとは思うんだけど。それ位の気合は見せないとねえ。

 明日は休日。何の日なんだろう?

 


sasaki