sasakiの日記
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2004年09月17日(金) 「あまり綿棒とかで掻かないようにね?」

 と言われた。
 あれからようやく近所に耳鼻咽喉科をさがしあてた。
 耳鼻咽喉科、肛門科などは比較的軒数が少ないのかもしれない。
 かーゆーーーいいい!

 待合室には63歳のおじさんと56歳のおばさん、それと、ついこの間誕生日を迎えた54歳の耳痒男。受付をしている23歳の看護婦と、もうひとり26歳の結婚まじかの看護婦がいる。
 時間は朝の10時半。
 
 健康保険証を出すと色々質問を書いた紙が渡される。
 生年月日・昭和のところに丸をする。さらに25年と書く。
 昭和25年かあ。なんだか突然、ずい分昔にうまれたんだなあと、ほとんどとほほ状態。9月3日生まれ。男・に丸印。54歳と書く。
 あとは薬やその他もろもろのアレルギーがないか?それと今まで鼻関係でどんな病気にかかったか等を書かなければいけないらしく、どんどんどきどきしてくる。
 子供の時、扁桃腺と中耳炎をやったんだけど、漢字が突然思い浮かばなくなり、(へんとう腺とちゅうじ炎)と書いたらとたんに馬鹿になったような気がした。中耳炎を消し、少し恥ずかしくなったので、へんとう腺だけを残したら益々馬鹿に拍車がかかってしまった。

 ややしばらく待ってると呼ばれる。
 歯医者のように泣き叫び、助けを呼ぶ声がしないのと、基本的に歳をとった人が日常的に多いみたいなので静かにことが進んでいるよう。
 呼ばれていくと女の先生で、座るや否や、挨拶や何かを聞くということもそこそこに、いきなり耳の中をのぞかれる。
 最初は左の耳、家にある電気耳垢取り器みたいな物を左手に持ち、それで耳の中をのぞく。
 その間何も言わず黙々と作業する。
 右の耳から皮膚のサンプルを採られる。
 
 「あまり綿棒や指などで耳の中掻かないでね?」
 小学生に言うような指示だった。
 もっといろんなことを言われたんだけど肝心なところは覚えていない。
 病院などで対面すると何か気持ちが上ずって、相手の言うことをほとんど聞いていない。
 憶えていたのが上の「」の言葉。
 それと、こじれると鼓膜にまでいくかもしれないから、その時には手術が必要になるかもしれないので、くれぐれもかゆみに負けないようにと言う恐ろしい言葉だった。
 
 もうひとつ。
 もしかしたらカビと言うことも考えられるので、その時は薬変えなきゃいけないらしい。何だア!カビって?

 飲み薬4種類、塗り薬1チューブ、点耳薬14カプセル。
 目薬みたいに耳の中に注す。初めての経験だ。
 一滴うまく行くと耳の奥がボソッ、っと音がする。
 結構気持ち悪いんだけど、何回かやるともしかしたら楽しいかもと言う感じが隠れている。
 1週間経ったらまた行かなければ行けない。検査の結果が出るらしい。
 カビだったらどうしょう?
 肺にキノコが生えたと言う話は聞いたことがある。
 耳にだって、いろんなものが生えてもしょうがないと言えばしょうがないけど、どうせだったら僕の耳じゃなくほかの人の耳にしてもらいたい。
 なんたってミュージシャンなんだから。

 知人の母親の葬式に余市迄F氏と車で行った。
 時々こっちの話を聞き返すので、「ねえ、少し年とった?じゃなかったら耳調子悪い?」と聞いてみたら、「そうなんですよ。人の言葉の領域が聞き取りにくくなってきてるような気がするんです。」、「難聴?」
 「若いバンドをずーっと聞かなければいけないのでそれで、いつの間にかやられてきていたんじゃないかと思います。今の若いバンドは音の大きさだけで勝負をしているんじゃないかと思うことがよくありますよ。」
 
 青少年に告ぐ!!
  君たちは速やかにアンプのヴォリュームを落とし、もっと地味なおじさんたちにでも分かるような曲に宗旨替えしなさい。
 教育委員会は僕たちが中学の頃いろいろ干渉したようにもっと今の子供たちを不良呼ばわりしなさい。ずるいぞ。エレキだけをあれだけ目の敵にして。
 でも今考えるとあれはやっぱり一種の思想弾圧と言っていいんだろうな?

 さて、あまり痒いので綿棒で耳グリグリやろうっと。

 あっつ!鈴木さん!その9筒ロン!
 
 

 


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