sasakiの日記
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2004年09月10日(金) 台風一過

 ものすごかった。
 いたるところで木が倒れ、家の壁が落ち、停電し、屋根が飛んだ。
 藻南公園に通じている川沿いのサイクリングロードが途中で倒木に道を塞がれ先に進めない。
 それでも散歩なのか、それとも被害状況を見に来た野次馬なのかは分からないけど、通りすがる時「この先行けますか?」と聞いてくる。
 自転車じゃなく、体だけだったら通り抜けられるかもしれないことを教えてやると嬉しそうに先に進んでいった。やっぱり野次馬か?
 僕だって人のことは言えない。
 
 堤防の方で団体のおじさんおばさん軍団がパークゴルフの帰りで、矢張り様子を見るためにがやがやと上流のほうに登っていく。
 ひとりのおばさんがこっちに向かって何か呼びかけている。
 ヘッドホーンをかぶっているのでよく聞こえない。
 ヘッドホーンを外すと
 「この先どうですかーー?」
 
 「だめだめ、木が倒れていて先に進めないかもしれないよーー。」
 
 太い木が根っこをさらしながら倒れている。
 川向こうの並木も軒並み斜めにかしいで倒れている。
 災害の風景を見てレポーターなどが「胸が痛くなります。」と言ってたのを聞いて嘘だろう?と思っていたんだけど、実際その光景を目の当たりにすると、本当に胸が痛かった。
 初めてのことだった。

 いろんな人が写真をとっている。

 大通りでも、道庁の前でも、知事公館、道立美術館でも。
 通りすがる人は足を止め、みんなみんな写真を撮っている。
 なんかこの風景をどこかに収めておかなければと言う不思議な使命感が沸くみたいだ。僕もそうしようと思ったんだけどやめた。
 なんなんだろう?この写真に収めておかなければ?という感慨は?
 
 今日は一日じゅうチェーンソーの音が札幌のあっちこっちで鳴り渡っていた。
 倒木を切り、小さくしてどこかに運んでゆく。
 あの木、いったいどこに行って、どうやって処分するんだろう?
 風呂屋さん?
 でも生木だし。

 ケーブルテレビのケーブルが切れたみたいだ。
 何の断りもない。あまりにもドメスティックな問題だったか?
 テレビがうんともすんともいわない。
 ラジオが3台あるのでラジオを聞くことにする。
 インド戦を聞く。
 テレビでやってるのをラジオで聞いてるものだから、つながりがよく分からない。時々、点数が入ってスタジアムがシンとなる。
 実況中継と違ってテレビを聞いているのはなんかのんびりしていてこれはこれでなかなかいいかもしれない。
 
 水が切れたので注文のファックスを流そうとしたらファックスが流れていかない。今日の段階でまだ断線しているところがあるらしい。
 夕方、ようやく流れていった。
 
 急に寒くなった。
 もう本物の秋。もう、暑くならんのだろうなあ?
 お茶をいれ、ひよこ2個食う。
 誰かが「ひよこはどこから食べても胸が痛む。なんか残酷な気がする。」いったのを思い出す。
 お菓子なんだからさあ、そんなことを思うなんて変だよ、と言いながら、その言葉が必ず思い出される。
 なんか、みんな微妙に病んでるもんだ。

 Sさんが突然糖尿病になって病院に入っていると言うことだ。
 1週間に5キロ痩せたと言うことだけど、なんかすごいことになるもんだなあ?人の体は。
 なんでも痩せていくのは、脂肪を体が食うセイだそうな。
 一日4食、腹いっぱい食ってたということだけど、それは無茶だ。
 
 若いバンドに会った。
 ストリート専門で唄ってると言うことだけど「俺もストリート30年。狸小路でやってんだ。」といったら受けた。
 もしかしたらホームレス方面の人に間違えられたか?
 
 ストリートからインドアに移行するのは結構むづかしいと言うことだが、そうだろうと思う。
 音楽が溢れている分、聞く耳を持たぬと言う人たちも増え、音楽家は可也厳しい状況を迎えている。
 いつの間にかストリートは音楽を発表する場所になってしまい、それ以上上を目指すということすら考えない状況さえあるような気がする。
 上手いとか下手の差さえ意識されなくなってもいるのか?ふん!
 もっと、もっとタフになってもらいたいなあ。

 若い子から歌を聴いてほしいと言われたので明日のこのこ出かけていく。
 ポップスと誰も聞かんぞの間にハマって悩んでいるみたいだが、まあ、このあたりが瀬戸際かもしれない。人はどうしても難しい方向に行くことを選択してしまうきらいがあるんだよねえ。
 難しいんだよねえシンプルに作ると言うのは。

 さて、また今日も歯磨きの時間がやってきた。
 毎日毎日、歯を磨く。
 よく減ってなくならないんだと思う。
 そろそろ、泡の出る歯磨きに変えようかな?何も泡が出ないと言うのに少し飽きてきた。
 


sasaki