sasakiの日記
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2004年03月30日(火) 7月7日(まず順調に行って)に決まったよ

 春だと言うのにまだ寒い先週の土曜。猫缶、ドライフーズ、猫砂買いにスーパーまで。天気はピーカンなんだけど気温が低い札幌。大げさに着込んで外に出て、角を曲がるとやはり大げさに着込んだ女の人が犬に引っ張られてよたよた振り回されながら近づいてくる。
 もしかしたら手を振っている?
 よその人に向かっての挨拶かと思い、振り返ってみるが誰もいない。
 その人はどう見ても僕に向かって手を振っている。
 それもかなり大仰に。
 あっ!
 見たことある。
 
 誰だっけ?
 
 木原さんだ。
 三角山放送局の女社長。僕が一月に一回喋っている三角山の。

 木原さんの犬の散歩コースは僕の家の前だった。
 「何してんの?」間抜けな僕。
 「犬に引っ張りまわされている。」木原さん。
 「どこに行くの?」間抜けな質問は続く。
 「おおむね家のほうに向かってる。」
 地下街や放送局で会うのとはなんか心がけが違う。  
 僕らは油断の塊のような格好だった。
 電線が風に鳴る。

 日曜日はジャケットの撮影。
 今回は顔をさらそうと言うことになり、花の写真の吊りものを背景に、遠くから大体全身を狙うショットと、もうベタ寄りのアップを数点抑える。
 写真撮影は本当に疲れる。デビューしたてのころから嫌いだった。カメラマンも僕がそんなに器用にあっち向いてポーズを決め、こっち向いてにっこり笑うなど行ったモデルみたいなことは出来ないのを知ってるので、はなからあまり注文はつけないんだけど、身の置き場がないくらいいたたまれない気持ちになる。
 はるみちゃんに顔を塗ってもらった。少し無精ひげの度合いを薄くするために顎のひげを間引いてもらう。ついでに充血目を治す目薬差してもらったり、幾分伸び気味の眉毛もカットしてもらう。年取ると男も女も大体眉毛は伸びるらしい。少し安心する。僕だけが人より伸びるのが早いのかとおびえていた。カメラマンの岡本さん(SO−FARも撮ってもらった人。)、57歳、紳ちゃん53歳、はるみちゃん、ん歳、デザインのおじさんも50歳は過ぎていると思う。
 こんな年の人たちが固まって仕事していていいんだろうか?現場にはもう少し若い息吹と言うものもと思ったけどまったりと落ち着くからいいか?
 アシスタントの子がいたが数のうちに入れちゃ気の毒なので除外。
 リラックスした絵がほしいので何か歓談してくれと注文出されるが、カメラ向いてなければおじさんにもおばさんにもなれるけど、今はちょっと無理。
 それでも僕が考えていた時間よりは早く終了した。
 こんな風に札幌時間での中でアルバムの周辺事項が粛々と進んでゆく。音はロンドン、外側は札幌。なんだかゆったりしている。

 夜遅く山木から電話あり。
 「あのよお、シルビー・バルタンの一番のヒット曲なんだ?」
 電話の向こうが騒がしい。どこか飲み屋か?
 「ずい分賑やかだな?飲んでんの?」
 「いや、CDだ。あるべ?飲み屋とか競馬場とかのアリバイCD。」
 「なんだそれ?アイドルを探せか?」
 「おう、おう、それ。いやそれだけだ。じゃあな。」
 前は、スマイリー・小原が持ってた楽団名は?というので電話が来た・
 だいぶ、山木、記憶中枢にガタきてるみたいだ。

 7月7日にリリースが決定したということ。発表してもいいよという許しが出たのでここに載せる。今回は全国流通と言うことなので津々浦々で手に入れることが出来るそうだ。1000枚がDVD入りの限定で、それ以外は通常のCDだと言うことだ。人前に自分の顔をさらしてもいいんだろうかという気持ちになってきている。こっちのほうはどんな風になっているのか皆目わからない。髪短い、髪長いが入り混じっていて二人組に間違われるかもしれない。佐々木幸男という二人組みがいたら面白いか?いいかもしれない。言いだしっぺは僕だ。皆さん覚えていてね。


 曲順が決まったのでこれからロンドンのクマにメールを流す。
 


sasaki