sasakiの日記
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| 2002年10月22日(火) |
夢でも恋でも望みでも・・・・・・・ |
夢でも 恋でも 望みでも なくしたものが 大きいと 気づいたときから 悲しみのトンネルを くぐる
都会は 光る河 その淵に身をまかせ 慣れた仕草のキス 変わったね お前も
二年前の 初な微笑みも 化粧で塗りつぶす
この曲は詩が共作になっている。
オリジナルがどんな歌詞だったか良く覚えていない。もともとこんな筋立った詩じゃなく、何となく抽象的な、雰囲気がらみの歌詞だった気がする。気がすると書いたのは、珍しいことに、ここの部分の歌詞カードや、それに付随する断片的な書き込みまでものの見事に欠落している。僕は自分が書いたものは大抵、創作ノートとしてとってあるのだが、これについては残っていない。どうしたのだろう? さっきから思い出しているんだけど最初の一行しか出てこない。 夢でもから悲しみののトンネルをくぐる迄が唯一オリジナルが採用されたパートだ。その後のAメロとCメロは谷山浩子作。谷山とはディレクターが同じだったので、そのディレクターが彼女に発注したんだと思う。 この当時はお互い色んな秘密を隠し持っていて、ひたすら清純を装うことに覚悟を決めていた頃だった。勿論、僕が彼女と付き合ってたということはない。 誰かを出し抜くことに血道を上げていたんじゃないだろうか?僕らは?
誰かが泣いてるよ 今日もまた・・・・・ 後が続かない。これがAメロの出だし。アマチュアの時には結構気に入って歌っていた記憶がある。それを綺麗さっぱり忘れてしまう。 随分と悲しみのトンネルをくぐるんだな?とスタジオに来ていた山木が言った言葉だけはっきりと覚えている。多分言った本人はそんなことなど覚えちゃいないはずだ。記憶というのはむやみやたらとシャッフルをくり返し、その中のどうでもいいやつをいつまでも後生大事に持たせるさせるものなのだ。 どうせだったら、忘れてしまったこのAメロCメロだろう? 欲の深い、業の深い、悩みの深い男の唄だったんだろうか?
二年前の初なのウブがイカす。 初はうぶと読む。もう死語になって久しい。
sasaki

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