いよいよ寒くなってきた。
　本格的に炬燵を出さなければいけないか？
　毎年変わり映えがしないといえば変わり映えがしない。
　
　失恋の悩みを延々と聞かされる。今は本当に男の気合いが足りないよ、全く、もう。
　あのねえ、僕は時々、愛を生業にしている、とここで書いたけど、基本的には人生相談はやってないのね？そういうのはよその窓口に持っていってね、今度は。

　歌にも唄ったけど（アルバム〈ａ　ｄｏｏｒ〉の『ルーキーだった頃』参照）、領土紛争みたいなものだからズルズル引いていくと、快適な場所はほとんど相手の領地になってしまうから、くれぐれも間違わないようにね、としか言えないべ？
　それにしても面白い失恋というものはないのだろうか？
　
　以前、歌うと言って約束をした所で約束履行ライブを２９日にやる。札幌なんだけど、おそらく知った顔が全くないという意味ではよその土地で歌うのとそんなに違いがないかもしれないから、刺激的なライブになると思う。その３日後が百章のライブ。限定づいている。
　１２月２２日、旭川フォークジャンボリー決まったよ。もうクリスマスだぜ。

　中国茶屋で２５グラム９１８円の白龍珠というのを買ってみた。もともと中国茶に興味があったわけでも造詣が深いわけでもない。ただ通りすがりに中国茶の店があり包装が綺麗だったというアホみたいな理由。
どうしてそういう地味で中途半端な買い方をしたかというと、味に全くの見当がつかなかったのと、１００グラム３５００円は、気に入らなかったときのことを考えると冒険じゃないかと思ったわけで。勿論他に沢山種類はあったんだけど、その時は感覚がその白龍珠だといっていた。
　今飲んでみたらジャスミン茶だった。もしかしたら違うかもしれないが所詮僕の舌はその程度なんだ。貧乏舌というやつで、蘊蓄がたれられない舌ということだ。
ふん。悔しいからジャスミン茶よりはまろやか、ジャスミン茶だって充分まろやかじゃないかと言われれば返す言葉はもう無い。葉っぱがクルクル丸まっていて見た目は丸い乾燥葉で、お湯を入れ、しばらくすると大きく広がる。それがどうしたと言われれば勿論どうもしないし、返す言葉もなくうなだれるしかないわけで情けない。お茶というのは昔は大変高価で命のやりとりまであったと聞く。それがどうしたと聞かれれば当然返す言葉はまたしてもない。まともなことを言いたいのだけど根がが悪いものだから高尚な感想なんかになるわけない。なんだかだんだん気が滅入ってきた。
　それでもお茶は楽しい。
　僕はお茶にうるさくないけど、ゆがんでうるさい奴なんだ。
　その足でコーヒーの豆買った。もうハワイアンコナはやめた。１００グラム９００円。旨いのかどうなのかももう分からなくなってきていたので１００グラム３２０円のマイルドブレンドにした。
　今日はどうも一日中グラムと円が頭の中でめまぐるしく回っていた日だった。
　どっちにしても温かい飲み物がおいしい季節になりましたね？という話だ。グラムと円の話ではない。念のために。

　まなみさん、お誕生日おめでとうございます。１０月はいい月です。何かしら色んなことが懐かしく感じられる月。空にいた気温がようやく地表にまで降りてきて、冬の地ならしをする月です。体に気をつけてがんばろう。

　昨日は第１次のメンバーでリハ。記憶は更にディープなところに潜行。フレーズを多々思い出す。次は今週の日曜日。サカイさん！そんなわけで日曜日の１時からこの間の所でやるからね。ヴィデオカメラと写真宜しく。

sasaki