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バッハのちょっと大きい(長い、かな)曲を 初めてがっつり暗譜した、思い出のイギリス組曲。

このところ、パルティータを集中して練習していて、 その変化に富んだ曲想、ストーリー性も好きだけど、 イギリス組曲の、金属光沢のような強いきらめきには、 パルティータとは違った決然とした印象がある。
解凍を始めて、今日で4日。 はっきりと、A-B-Aの構成なので、 通して弾くと、A部分を多く弾くことになる。 あれよという間に、Aの暗譜は戻った。 明日からはBを中心に練習すればいいってこと。
もひとつ、今日から解凍を始めたのは、 ショパンの有名なノクターン。 これも、ピアノを再開してまもなく、 まっさか弾けないよねーとか思いながら、 細かく細かく練習して、なんとか弾き通したのだった。
実力以上の曲を弾きたいと思ったとき、 譜読みから通して練習するまで、 どんなスケジュールを想定するか、 その基本的なモデルができた曲でもあった。
この経験から、まさかのショパンソナタだの、 まさかのショパン舟歌だのと、 どなたか、先生に師事していたら 決して弾かせてはもらえなさそうな曲に、 次々チャレンジしてこられたのだった。
一人で練習していると、ゴールがわからなくなる。 先生に「はい、もういいでしょう」と合格をもらうとか、 発表会などで華々しく弾いて、ケリをつけるとか。
何度も引っ張り出して練習しなおす楽しみは、 師事していると味わえないのかもしれない。
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