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2001.3.18〜 四半世紀も続くなんて、誰が予想したでしょう

解凍ブーム 2022年12月08日(木)



バッハのちょっと大きい(長い、かな)曲を
初めてがっつり暗譜した、思い出のイギリス組曲。
20221208224845de8.jpg

このところ、パルティータを集中して練習していて、
その変化に富んだ曲想、ストーリー性も好きだけど、
イギリス組曲の、金属光沢のような強いきらめきには、
パルティータとは違った決然とした印象がある。

解凍を始めて、今日で4日。
はっきりと、A-B-Aの構成なので、
通して弾くと、A部分を多く弾くことになる。
あれよという間に、Aの暗譜は戻った。
明日からはBを中心に練習すればいいってこと。

もひとつ、今日から解凍を始めたのは、
ショパンの有名なノクターン。
これも、ピアノを再開してまもなく、
まっさか弾けないよねーとか思いながら、
細かく細かく練習して、なんとか弾き通したのだった。

実力以上の曲を弾きたいと思ったとき、
譜読みから通して練習するまで、
どんなスケジュールを想定するか、
その基本的なモデルができた曲でもあった。

この経験から、まさかのショパンソナタだの、
まさかのショパン舟歌だのと、
どなたか、先生に師事していたら
決して弾かせてはもらえなさそうな曲に、
次々チャレンジしてこられたのだった。

一人で練習していると、ゴールがわからなくなる。
先生に「はい、もういいでしょう」と合格をもらうとか、
発表会などで華々しく弾いて、ケリをつけるとか。

何度も引っ張り出して練習しなおす楽しみは、
師事していると味わえないのかもしれない。

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