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8候補曲をゆる〜く紹介する、6曲目。
ベートーヴェン、ピアノソナタ第8番「悲愴」Op.13。 第2楽章は、単体で演奏されることもある。

この曲は、最終8曲に絞ったあとに入れ替えた。 やっぱりね、現実的じゃない曲は外すべきだ、と。
悲愴ソナタ全楽章は、ちゃんと先生に習った。 毎週習っていたS先生と、年に3〜4回の音大の先生。 外部の先生に習うのは2回目だったと記憶している。 某有名音大を、もうとっくに退官されたであろう年代のO先生は、 厳しくて偏屈で怖くてお金が大好きという、想像を絶するお方・・・ S先生とO先生とのヤバいエピソードも満載で、 どうやら「アタクシが世界の中心」を通して生きてきたらしい。
O先生のレッスンを初めて受けたとき、直前の音大生が パルティータ2番をありえないテンポで演奏していた。 私はそのころまだシンフォニアをポチポチ弾いており、 バッハらしいことがわかっただけで、 そんな曲もあるんだなー難しそうだなーという印象。 ずいぶん勇ましい曲だなー、とは思った。 (ほんとうは、ゆったりと荘厳な曲)
が、黙って最初の数分を聞いていたO先生は、 パタリと楽譜を閉じ、その学生に言い放つ。 「そんなにわか勉強じゃ話にならない。 アナタ、もう来るんじゃないのよ!」
こっわ〜〜〜((((;゚д゚))))アワワワワ
すぐ後に私の番だったから、その後、彼女がどうなったかはわからない。 日頃師事している先生がフォローに入ったとかなんとか、 全部終わってから取りなしたとか、なにかはあったでしょうね。
事前の情報を誇大に聞かされていたこともあり、 私はこれでもかと準備をして、レッスンに臨んだ。 練習を聞いていた父が「本気だな」と言ったほどだ。 その甲斐あってか、O先生はやけに優しかった。 初めてレッスンを受けたからだったにしても、 あれ、聞いていたのとはちょっと違うのかな・・・
自分の番が終わって先生宅を辞するとき、 わざわざ玄関までおいでになり、 「アナタ、弾き続けなさいね」 と、小さな紙袋に入ったハンカチをくださった。
O先生に習ったのは、次の機会、 「悲愴」ソナタ全楽章を見ていただいたレッスンまでだった。 体調を崩されたとか(そりゃそういう年齢でしたから)
その後、東京音大のK先生にバトンタッチする。 K先生自身もO先生のレッスンを受けていた時期があり、 「おっかなかったよね〜、僕、ペシッて手を叩かれたよ」
私は2回しかレッスンを受けなかったので、 怖いと思うヒマもなかった感じ。 厳しい、怖い、というのは作られた印象かな。
ソナタ悲愴の楽譜を見ると、O先生を思い出す。 顔が大きくて(失礼?)、ふわっふわの髪をパーマにして、 ひらひらのドレスを着て、アクセサリーいっぱい着けてた。 楽譜を眺めては、ここで何を言われたんだったかな〜〜と、 懐かしみながら、練習しております。
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