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練習するかどうか迷っていた曲。
ピアノをちゃんと習っていた学生時代、 次は何を弾くかを選曲するときに、 恩師から示された候補。
ショパン エチュード Op.10-12「革命」 ショパン スケルツォ第1番 Op.20 バッハ 半音階的幻想曲とフーガ BWV903
そのときの私、 「革命? 無理無理無理、無〜理〜」(本音、ヤダヤダヤダ) 「バッハ? 長っ! 暗譜まで半年かかりそう」(ヤダヤダ)
で、選択したのがスケルツォだった(^^ゞ 楽しい曲だったしな〜(若かったしな〜)
ただ、そのときに候補になったことで、 「今、この曲を弾くチカラはあるらしい」 と、ぼんやりと感じていたことは確か。
で、40数年後の今なわけ。 ヘンレ版を入手したら、覚悟できるかな、と。
ヘンレ版のよいところは、音符の読みやすさと、 原典版なので、余計な編集が施されていないこと。 また、楽譜全体が広々とした感じなのも有り難い。
実はペータース版を持っていたが、 左右の振り分けなんてさ、指示されるんじゃなく、 自分で考えて決めたいじゃないですかー! バイエルやチェルニーみたいな教則本じゃないんだからさー。
ヘンレ版は指使いも最小限。 自分の手に合わせて、自分で考えて書き込める。
フーガは見ての通りの3声だが、 それぞれの声部にトリルやらモルデントやら、 繊細な装飾音が入り込んでおり、 これは練習のし甲斐があるってもんよ(強がってみる)
最近、暗譜することにあまり拘らなくなっており、 通して弾いたら10分以上かかる曲でも、 手を出してもいいかなっていう気になっている。
最後まで弾き切ることができるのか、 どこかの段階で「やっぱ、ちょっと」となるのか、 自分でも先が見通せていないけれども、 ゴルトベルクを弾き通したじゃないの! ラ・カンパネラを弾き通したじゃないの! 自分の経験が自分に勇気を与えるものなのだ。
なんだかんだ、バッハに行き着くなあ。 今日も、ゴルトベルクと平均律、 そして半音階的(あー長い)(なんとか略したい) そうだ、BWV903ってのが最も短く表せる!
ちなみにBWVは「バッハ作品番号」ということで、 日本語にするとなんでも長くなる〜〜 「クロマチックファンタジー&フーガ」ってのも、 なかなかの長さだけど。
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