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なにか起こるのではないか、 待ち人が帰ってくるのではないか、 だって今日は夏至なんだから。
毎日毎晩聞いている、宮沢賢治朗読CD「小岩井農場」 その、ごく初めの数分のあたりに、どうしても耳を奪われる。
どうしようか考へてゐるひまに それが過ぎて滅くなるといふこと
賢治さんは「これがじつにいいことだ」と前置きしているが、 今の私には違って聞こえている。 「どうしようか考へてゐるひま」に、 ぺけちんはどんどん帰りにくくなっているのかも・・・
何日か、何週間かしたら、野良男も落ち着いて、 ぺけちんを攻撃しなくなるかもしれない。 いや、今だってもう、争う声はピタリとなくなっている。 ぺけちんの野良時代はわずか1か月ほどだったはずで、 ヨチヨチのときにウチの子になっている。 以来、乳母日傘でぬくぬくだったぺけちんは、 1度コテンパンにやっつけられたことで意気消沈し、 鬱状態になっている可能性だってあるのだ。
粟姫、米っちと相次いできょうだいを亡くした麦っちが、 すっかり気難しくなり、抱っこもさせなくなった。 あの(といっても知らないでしょうが)親善大使のような麦が。 そういう「ネコ鬱」を間近で見ているので、 ありそうなことだな、と思う。
夏至の奇跡はなかったなあ。。。
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本ツゲの花は、虫たちにとって超人気物件だ。
わずか3ミリか5ミリそこそこの花なのに、 よほど蜜が豊富なのか美味しいのか、 常に、う”〜〜ん、と羽音が聞こえている。 生きてる、生きてる、生きてる、って言ってる。
キヌサヤの赤ちゃん。
食べ頃は明後日、かな。
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バティックのボックスポーチが売れたので、次を作った。
今回のバティックは1枚でも張りがあって、成形はしやすい。 が、「ものを入れる」目的であることを考慮し、 織りタイプの上質な接着芯を貼っておくことにした。
多種多様な作品をいくつも持っておくのも戦略だろうけれど、 売れたら次をつくる、ぐらいでのいいのかな。 今は、ソーイングにぎゅーっと集中できなくて、 (ほかのことにも集中できませんが) ピンクのシャツブラウスも細切れ作業で3日かけた。 一気に進めようとすると、どこか間違いそうだから。
実は今日のボックスポーチも一度縫い目を解いている。 単に、ファスナーの端が飛び出てしまっただけなのだが、 そこを確認せずに次の作業に進もうとするところ、 今は「ちょっとマテ」としておかなくてはならない。
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