日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認

貴様の正体は見破った 2021年01月16日(土)



シリーズ5作目の、宮沢賢治朗誦伴奏CDは
「水仙月の四日」、待ってましたといいますか。
写真の美しさも、まあまあまあ!!
2021011621313409a.jpg

雪渡りの「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」は
昔むか〜しの「〇〇ちゃん、あ〜そ〜ぼ」みたいに、
ちゃんと子どもの節まわしで読まれていたし、
ベースがそれに応えていたのは、
雪の下の地面にまで声が届いて、
響き返しているかのようだった。

何度か語られる雪婆んごのセリフ、
「今日は水仙月の四日だよ」などは、
実におどろおどろしく厄災めいていた。

実際の水仙月の四日はもうすこし先で、
ちょうど「あの」震災のころだ。
まもなく10年にもなろうとしているが、
今なお地震とそののちのパニックを夢に見ることがあり、
「そんなこともあったよね」などと
過去の引き出しにしまい込むことはできずにいる。

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昨日「ぐぇ〜〜っ」となった、経過音だらけのEは、
よくよく音を確認すると、とても規則的というか、
ワンパターンな変化をしていることがわかった。
202101162131597d6.jpg

便宜的に「Edim〜E〜」としているのは(小さい〇はdim)
そのほうが「正体」がわかりやすいからである。
これでたぶん、ほとんど迷わずに弾けちゃうね。
汗と涙の根性物語は、もうこの年齢ではちょっと。
わけがわかったうえで効率的に、というスタンスである。

このフレーズのあと、消え入るような流れから、
転調してCで、メインテーマが祈りを込めて奏でられる。
そして、この2小節でさらに鎮まってゆき、A♭に戻る。
20210116213241dd6.jpg

どうも、イメージが先行してしまっているが、
まだ誰の演奏も聴いていないし、
最後どうなるのかも、今のところ知らない。
残り2ページで「やっぱ違った」となるかもしれない、
そういう可能性はおおいに秘めていることを
心しておかなくてはね。

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