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「真夏」という言葉がよそよそしく感じられる。 本来なら今ごろは、ムスメ一家がやってきており、 子どもたちの声がキャーキャー響いて賑やかで、 梅を干したり、虫を探したり、草むしりをしたりと、 額にも背中にも汗をかきながら過ごしているはずだった。
そういった「色とりどり」なすべてが色を抜かれて、 灰色一色になった感じ(灰色も色ですが)。
3月時点では、7月なんてずっと先、と思っていたのに、 蓋を開けてみたら、え、もう7月? だったわけでしょ。 今、冬を語ることは、それほど突拍子のないことでもない。 いつの間にか春が終わっていたように、 いつの間にか夏が終わり、いつの間にか秋になり、 初雪の日を迎えるんでしょうねえ。
自分だけのことで言えば、楽しみを見出すことはできるし、 参った困った弱った、ということも、まあない。 強いていうなら、いっとき収まった喉の違和感が 県内に初の感染者が出たというニュース以来、 再び強くなって、少々不快なくらいだ。 (ストレスによるものと思われます)
春先の自粛期間中には、どうも気が向かなくて、 枕元に積まれた本を手にすることがなかった。 (それなのにまた買ってきたとかウケる〜) (本との出会いは一期一会と信じているから) (本にはお金を惜しむべからずという父の教えもあり)
そもそも、読みたくて買ったはずなのに、 書店の紙カバーをかけて積んでおくと、 なぜか手に取らずに日が過ぎてしまう。 そのことに気がついてよかった。 お会計のとき、5冊とも「カバーは要りません」と告げた。 タイトルが目に入るのはいい。 昨日今日で2冊を読み終え、3冊目を手に取った。
紙媒体からのインプットは久しぶりかも。 何か学ぶとか知るとか、そういうことではないが、 読んだことで心の動きがあったり、 記憶を呼び起こされたり、 考え直すきっかけになったりと、 小さな波紋が、自分の中に起こる。 劇的かどうかにかかわらず、変化には違いない。
いつかどこかで、何かの形で、 アウトプットされるんでしょうね。 本を読むって、そういうことかもね。
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2日、第2変奏。 8分音符を徹底的にスタッカートすることで、 たいへん軽やかで、突き抜けた明るさが宿る。 (個人の感想&当社比) トットット、と踊りだしたくなる感じ。
難しいのは、ここだけ。 3声それぞれの表情を弾き分けなくてはならない。 よって、星ひとつです〜≪★☆☆☆☆≫
ひっさしぶりに、ラ・カンパネラを弾いた。 かなり弾けなくなるも、暗譜は落ちていなかった。 バッハ、ベートーヴェンを弾いていたおかげなのか、 スケールやクロマチックのフレーズが楽々。
リストを弾くヒントがバッハやベートーヴェンにある。 いろいろな時代や様式の曲を バランスよく弾くことが大事なのかも。 (今ごろ言うか〜〜)
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