日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 四半世紀も続くなんて、誰が予想したでしょう

手こずってます 2003年08月10日(日)



カテキョ6日目。
午後の2時間から3時間をみっちり勉強することに
Kちゃんは慣れてきているようにみえます。
もともと「そのつもり」でやり始めたことですので
座ってすぐに始めるということにも抵抗がないし
何度やり直しを命じても素直に応じるところは
やはり「なんとかしたい」という気持ちの現われかと思います。

それにしてもなぁ・・・
「わかった」ことが身につくまでの時間って、もちろん人それぞれなんだけどね
Kちゃんの場合はちと遅すぎ。

たとえば・・・ 2(3a+1) このとの間には×が省略されています。
そのことは「理解して」いるんだけど、実際の計算場面では
なんとなんと・・・ 2(3a+1)=2+3a+1 って平気で書いちゃう。
「2×3a と 2×1だよね? 両方にそれぞれ掛けるんだよね?」と言えば
「あ、そうだった」となるんですけど、それにしても+ってこたぁないでしょ。
間違うにしてもせめて×で間違ってほしいんだけど。

まっ、とにかくっ!
この子を教えようとした弟もついにはキレて怒鳴ったそうですから
ワタシは何が起こっても絶対に大声は上げませんよ、意地でも!
彼女には数少ない厳選された問題を何度も繰り返しやらせてみよう。
そうやって「間違うパターン」を自覚させよう。

それと・・・
夏休みだけではアカンわ。
できれば毎週(定期的に)、学校の進度に遅れを取らないように
受験を意識できるくらいになるまで基礎を叩きこみたいものだわ。
これ、弟と直談判せねば。
「当分は勉強が終わらないうちに家の手伝いをさせるな」

何を優先しなくちゃいけないかを、一家揃って自覚させる必要があるのです。
たまにしか見なかったKちゃんの日常を
こうしてほとんど毎日垣間見ることによって
彼女自身の問題もちょっとわかってきました。

婆ちゃん(ワタシの母ね)が言う「だらしなくて」
義妹が言う「グズでノロくて」っていう部分、
決して誇張でもなんでもありませんでした。
しかし、だらしなくてグズでのろいことが悪いと思うなら
日常接している家族がいろいろ考えて工夫して教えていくべきです。
その努力をしたのか、アンタらは!・・・っと言いたい。

まあ、できる範囲のことはしますけど、
数学がいくらかできるようになったからといって
Kちゃんの時間の流れ方までは変わらないと思うぞ。
未愛の時間の流れ方がついに変わらなかったのといっしょで。
(未愛もかなりぐずぐずッ子でしたけどね、もう諦めたもんね〜)


月1回の、爺バンド日曜練習日。
今日は指揮の先生がジャズ・ポップスの教材スコアを持ってきて
このバンドで使えそうかどうか、っていうんでやってみました。
いやぁ〜使えるなんてもんじゃない、ぜひ使わなくちゃ!
難しいんですけど、1曲1曲がコンパクトにできていて
セクションごとに合わせるのにもよさそうだし
ジャズ特有のリズムの練習にもなりそうだし、
テンションコードがいっぱい使われているのでヴォイシングの勉強にもなりそうだし。
スコアのコピーを貰ったので、さっそく勉強してみようと思います。

そろそろ定演の相談をちゃんとやらないと、という指揮の先生の一声がありまして
今日は休憩時間にきちんと「話し合い」も持つことができました。
夏の連続イベントが一段落ついて、時間的な余裕もあったのです。
最低どの曲はやるべぇとか、2部のゲストをどうしようかね、とか
これまでお願いしてきた歌手は、悪いけどウチのバンドには合わねぇぞ、とか。

こういう話し合いナシに、代表爺ィの考えだけでいつのまにか決まってた・・
ってことがこれまであまりにも多すぎました。
今年度「バンド通信」を発行しているのは
その流れにいくらかでも棹を差そうという気持ちが少なからずあります。
メンバー全員が決定事項についてちゃんと理解している、という当然のことが
今年は初めてちゃんとできる・・・かもしれないね。








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