日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認

放っておけませんっ 2003年07月21日(月)



弟んとこの中1次女Kちゃんからメールがきました。
「夏休みの何日間か勉強教えてもらえませんか」
おう、もちろんだとも。
アンタが言ってこなくても押しかけて教えるつもりだったさ。

3人姉妹の真ん中って損することが多いとよく言われますが
その例に漏れずKちゃんも何かにつけて損をしています。
ハタから見て、どう考えても理不尽と思えるほどです。
よくもまあそれほど叱られるネタがあるもんだというくらい叱られる。
それも、たいていの場合末っ子の「言いつけ」によるものです。
動作が若干鈍いことも、母親である義妹の気に障るらしく
「なにもそんなことで叱らなくても」というようなことで
しょっちゅう怒鳴りつけられているようです。

本人はおとなしく優しいいい子なんですが
個人面談の際、担任の先生に
「Kちゃんはいいところがいっぱいありますね」と言われて
こともあろうに「まさか」と答えてしまったという義妹・・・

最も損なのは、すぐ上の姉と比べられるところでしょうか。
はっきりとモノが言えて動作もきびきびしていて
学年一小さいのに学年一速く泳ぎ
書道では書くものほとんどが特選や入選で
読書感想文書かせれば賞をもらって
生徒会の役員もしてしまうというマルチな姉に比べると
見劣りしてしまうのは当たり前のこと。

何から何まで同じようにさせてきた姉妹なのに
Kちゃんだけさせてもらえなかったことがあります。
それが、勉強。
口では言うんですっけ、「勉強しなさい」って。
ところが、そのための時間を保障してやらない。

疲れて学校から帰っても義妹は出かけたっきりで
電話で食事の支度を命じられる。
洗濯物をたたんでも「たたみ方が悪い」とやり直しを命じられる。
休日ってば出かけるので、落ち着いて家にいることがなく
「行きたくない」と言えば思いっきり怒鳴られ
どこに行っても下の妹のお守をさせられ
家に帰れば疲れた義妹に代わって米を研ぎ洗濯機を回す。
やっと食事を終えてやれやれ・・・と思ったころは
もうぐったり疲れて勉強どころではないでしょ、それじゃ。

上の娘だとはっきり「嫌だ」と言えるのですが
Kちゃんは根が優しいし気も弱いので、義妹の言いなりなのです。

こうして義妹の犠牲になる日々が
Kちゃんが小学校中学年くらいからずっと続いていました。
実家の父も母もそしてワタシも、心配しておりました。
ほとんど虐待じゃないの、と思えるほどです。
何かひとつ気に入らないと延々1時間でも2時間でも怒り続け
近所の人が心配して母んとこに来るほどだそうです。
弟だって黙って見ていたわけではないのですが、
いわゆる「ヒステリー」という病気のようなものらしくて
一度何かに火がつくともう手がつけられないそうです。

昨年でしたか、母と児童相談所に電話しようかとか
家庭裁判所で話し合ってみようかとか
機嫌のいいときを見計らって精神科に連れていってみようかとか
かなり切羽詰った話し合いをしたことがあります。
最終的には弟の判断に任せるということで様子をみておりましたら
事故を起こして車の修理をしなくてはならないことになり
普段、他人の失敗に対してさんざん言い立てていた義妹、
一気にトーンダウンしたのだそうです。

ま、義妹のことはともかくとして、
こんな中にあっても素直な優しい子に育ったKちゃんが
勉強の面で遅れてしまったことは明らかに親の責任です。
姉のときは行かせてやったスクールにも入れてもらえない。
聞くところによると、小学校5〜6年の段階からの復習が必要とか。

それは3週間みっちりやらねばならんかなと覚悟して
今日、実家に行ってきました。
いつからとか、時間とか、相談したいことがたくさんあったからね。
そしたらね・・・その場にKちゃんだけじゃなくてゾロゾロといっぱいいるわけよ。
ワタシはKちゃんと話をしなくちゃいけないのに下の子が邪魔しに来る。
そこに義妹もいるのに、「じゃまだからアッチに行ってよう」ってことがないのです。
結局全く相談にならないうちに、帰らなくちゃっていう時間になってしまい
あとのことはまたメールで相談しようかということになったのだけど・・・

どっか別の場所でやらないとダメかもしれんな・・・
横から誰にも口出しされないような場所。
または鍵でもかけて、外部からシャットアウトできるようなところ。








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