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| 母の悩み2題(長め) | 2002年09月04日(水) |
ワタシにはほとんど悩みがありません。 バンドやセクハラおやじの、ごく些細な鬱憤は別として。 しかし、ワタシの母には深い深〜〜い悩みがある模様。 今日も、朝も早よから電話がかかってきました。 「2階(つまり弟夫婦)のことで相談がある」(だから愚痴を聞きに来い) やれやれ、またかい・・・と思いながらも 一応頼れる娘を演じているワタシとしては行ってまいりました。 内容がかなり重いので、あまり詳しいことは書けませんが 要するに、弟はリコンしたいようなのだが、行動を起こす勇気もないようだ、と。 ま、そんなことだろうとは思っておりましたが これまでの経緯から見て、そろそろ第三者の介入も必要かと思ったワタシは 以下のことをみっちりと言ってきました。 1.まず、最重要なのはなんなのかをはっきりさせること。 義妹をなんとかしたいのなら、精神科の受診をさせる。 母自身のストレスをなんとかしたいのなら、心療内科を受診する。 3人の子どもたちが心配なら児童相談所に相談する。 リコンしたいのなら家庭裁判所に相談する。 2.そのいずれにしても、義妹の行動はきちんと記録しておくこと。 出た時刻・帰った時刻・コドモを怒鳴りつけていた時間等。 また、その間、弟がどうしていたか(代わりにゴハンを作った等)記録しておくこと。 あるいは、コドモを怒鳴りつけるに至った原因やコドモを学校に遅刻させた経緯も。 とにかく、第三者が入ることになると、客観的な(動かし難い)事実が必要になる。 3.デモンストレーションすること。 たとえば、コドモを怒鳴っている場面をマイクを向けて録音し、 「これは出るところへ出たときのためである」と説明しておく。 本人は(育ちということもあるので)問題だと思っていなかったりする。 少しは抑制効果も期待できる。 4.公的機関の前にワンクッション置くこと。 母の兄(ワタシから見て伯父)は地元の教育長だったヒト。 そういう身内に、まずもって相談すること。 その際も、義妹には「こういうわけで間に入ってもらう」と知らせる。 大ゴトになりそうな気配を察して、行動が静まることを期待する(ムリだべな) 5.しばらく様子を見る、はダメ。 これまで10数年様子をみてきたのであって、これ以上は変わらないと思ったほうがいい。 どうしてもというのなら、期限を切ること。 そしてそれも、義妹本人に告げること。 詳しいことは書けないといいながら、ここまで書いちゃえば だいたいの想像はつくと思いますが ワタシも娘たちが小さいときはかなりキビシかったし、 もちろん怒鳴りつけもしたし、手も上げたし・・・ でも例えば「名札が見つからない」からといって それを探すまで学校に行かせないとか 探している間じゅう怒鳴りまくるとか だからゴハンも食べさせないとか・・・そこまではしなかったぞ。 また、合唱クラブの年1回のコンサートの本番に熱を出した娘を その本番のステージ直前、大勢の他の子や保護者の前で 「こんなときに熱を出すなんて、アンタはバカだ」なんて 普通の母親に言えるセリフじゃないぞ。 実は、母から聞いている以外にも 合唱クラブで一緒の方がワタシの友達で そこから『呆れたお話』をいっぱい聞いています。 つまり、母の愚痴は単なる愚痴の域を越えており どう割り引いて聞いても、義妹の肩は持てそうもないってことなのです。 本当は両者の言い分を公平に聞かないとなんとも言えないんだけど なにしろクチを利かないっていうし 弟もここ何カ月か笑った顔を見てないっていうし そう言えば、お盆で父母の田舎へ行ったときもなーんか暗い雰囲気だったし・・・ なにより、長女(中2)が目に見えて暗い感じになってしまったのが印象的でした。 親子は怒鳴り合いのケンカをしながら生活するものである、 ノロマな子は「ノロマ」と言われ、失敗したら「バカ」と言われるのはしかたがない、 たとえ気が進まなくても親の都合に合わせて出かけるのが当然、 お母さんが朝が苦手だから、お弁当を自分で作るのは当然、 お母さんが「ダメ」と言ったら、おじいちゃんおばあちゃんとはクチを利いちゃいけない、 ・・・・等々 こんなことを「普通」と考えるようなコドモになってしまっていいんでしょうか。 できるだけ早く手を打って欲しいと、ココロから思っています。 たとえそれが、3人のコドモたちから母親を奪う結果になったとしても、です。 ![]() ■ つぶやきリサーチ 【姿勢】コドモのころから、ワタシも姿勢悪いです。 ピアノを弾くときは割合いいのですが 「今日はヤケに肩が凝るな〜」というときは、たいてい初見の楽譜を前にしています。 それも、モーツァルト以外のクラシック、とりわけバッハの3声・4声はね・・・ モーツァルトで肩が凝らないというのは不思議に思うかもしれませんが ある意味、当然ともいえるような気がします。 某所に入り浸って肩が凝るというのは きっとあまり「いい思い」をしていないからに違いありません。 「ヘビの抜け殻」を持っているのに、なぜでしょう・・・ なんだかんだで今日はワタシ、某所で遊んでいません。 なんてこった。 【算数】「黄門様」での話題です。 こちらも『母の悩み』と言えそうです。 これはね、書き始めると長くなって、簡単にはいかないのですが 問題はどこにあるのか、をまず確認する必要があると思います。 たし算そのものがわからないとか、タイルがないから不安でできないとか そういうことなら、辛抱強く練習につきあってあげたらいいのですが・・・ 書き込みの内容を読むと、「むむ?」と思う個所があるのです。 親が子に教える場合は、たいていここがネックになるのですが お互い、コトバに遠慮がないですからね、 親はつい命令口調になるし、コドモはつい甘えんぼ口調になる。 挙句に算数とは全く関係ないことでケンカになったりして。 「そんなキタナい字じゃダメっ」とか 「モノを教えてもらうのに、その返事はなんだ」とか。 書き込みを読む限りでは「たし算に不安がある」という感じですが これから先、だいた4年生くらいまで、家でコドモに教える場面があるとして どうやって教えたらいいのか、そっちの方が深刻なんじゃない? そのことは別の機会に改めて書くとして、 『手を使う』ことについての不安もお持ちのようですから そっちの方を先に書くことにします。 附属中学校を受験した未愛は、そのときまで わり算を『手かくし』という方法でラクにやっていました。 逆に、最狂娘は「そんなのかえって面倒」と 無理やりアタマでやっておりました。 どっちも今は(当然ですが)全く手を使っていません。 ワタシが今、スクールで教えている4年生のYちゃんは 繰り上がりでときどき手を使います。 でも、かけ算・わり算では手を使っていません。 これらの例が何を物語るのか。 ワタシに言わせりゃ「放っとけばぁ〜?」なのですが 親は心配でしょうね、やっぱり。 この子はいつまで手に頼るんだろう。 手と足の指合わせても20本しかないのに 3桁の数が出てきたらどうするつもりなんだろう・・と。 結論を言うと、アタマの中にイメージが作れる子は わりあい早い段階で「手」を卒業できるみたいです。 「数のイメージ化」を助けるのが、いわゆるタイルなどの半具体物なのですが 小学校では1年生だけ、まあ使っても2年の始めくらいまでなんだよね。 もったいないと思うんだけど、実際の学校現場では そんな時間のかかることをいつまでもやってらんない、というのがホンネのようです。 ですから、家ではできるだけモノを使ったほうがいいんです。 それも、全くの具体物(キャンディやおはじき)よりも 紙タイルなどの半具体物のほうが望ましいと思います。 ゆくゆくは抽象化したいわけだからね。 100を越える数が出てきてもなお、おはじきでは・・・ねえ。 その点、紙タイルなら『1』を1cm角にしとけば 『10』は細長いのが1本、『20』なら2本・・・ 『100』は10cm角のが1枚になり、『200』なら2枚・・・となり おはじきよりは発展性を見込むことができます。 数の大きさをタイルでイメージできるようになると 『繰り上がりは10集まって1ランク大きいタイルにすること』 『繰り下がりは大きいタイルを1ランク小さくバラすこと』 というタイルでの操作が頭の中でできるようになり 結果、手を使う必要がなくなるわけ。 もちろん、そうなるまでの期間には個人差がありますし、 『環境』といった面のサポートが不可欠になります。 つまり、側で見ているお母さんは 「ほら、いつまでかかってるの。とっととしなさい」とか 「あ〜あ、また間違えた」なんて言っちゃいけないし 算数以外、例えば 「アンタはいっつもだらしないから、そんな間違い方をする」とか 「なにやってんの、さっさと書きなさい。これだからゴハン食べるのも遅いのよ」とか 生活態度や性格まで引き合いに出して叱ったりしちゃいけません。 ワタシが思うに、むしろこれが「算数嫌い」「勉強嫌い」を作っている 1番大きな要因ではないか、と。 耳が痛いですか? ハイ、自分でも痛いですわ・・・ だからって今からなんともならんしなぁ〜〜(^_^;) ![]() ■ 『ハーボットオーナーに100の質問』に答えます。 【067】 ギフトのお礼はどうしましたか? ギフトがあるうちは、もちろんギフトでお返しいたしました。 あとは「どうも」と、いつもより丁寧にキーボードを叩いてお礼を申し上げました。 相手の方にそれが伝わったかどうかは不明です。 「やけに簡単なお礼だ」と思われたかもしれません。 それは誤解です。 |
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