■ ぼうるのつれづれ日記 ■

2004年06月10日(木) クロノクルセイドにもの申す(アニメ)

ここ最近結構楽しく見ていた夜中アニメの「クロノクルセイド」。
サッカーに番組枠取られたり、夜中の3時台になったりと、ストーリー以前に番組自体が波乱万丈でした(苦笑)主人公のロゼットが頑張り屋さんで清々しいです。逆に悪魔のクロノが良い子過ぎてしまって、悪魔の定義を疑いたくなります。クロノ・・・可愛いんだけどね。
悪魔とか聖女とか修道会とか地上代行者とか、もう、プチ・オカルト好きには堪らない単語がぎっしりな物語でした。実は漫画とは大分路線を異にしてたようで、「聖女」、「聖痕」は漫画じゃあまり出てこなかったそう・・・。(漫画読んでないので詳しく比較できないんですが。)アニメはかなりキリスト教の哲学に触れる内容で終わってました。「ファティマの預言」の三つ目、法王の暗殺未遂という関係ないエピソードまで引っ張ってきてましたからね。最終回濃すぎ。


だってさ。

覚悟してたんですよ。漫画じゃロゼット死んだって聞いてたから。
でもあんだけロゼットとクロノ二人で頑張って、最後手をつなぎあいながら死んじゃうって、そりゃないよ、セニョリータ。
死ぬ手前にロゼットが「あたし怖い・・・。死にたくないよぅ!!」って絶叫しながらクロノに抱きついたのもかなり胸が締め付けられました。あー・・・、そのロゼットの命を食らってるのはクロノ自身だし・・・。ガクーン。そのクロノ自身も聖女化してたロゼットに負わされた傷が治りきらず二人自滅・・・。幸せそうに、眠るように死んだけど、それにしてもロゼットの絶叫がすごく頭に残った。悲劇ー・・。あんだけ足掻いても結果は悲劇だったか・・・。くくぅ。
そこまでして救いたかった弟、ヨシュアは心が壊れたまま・・・。永遠の12歳を生きるそうです。命あっただけでも良かったってことかい!?
二人を見て神に絶望したレミントン牧師はなんと天使の御名を放棄。第二次世界大戦を見守り法王暗殺未遂事件を目にする、歴史の傍観者となる…。浮浪者になってまでも。(おいーっ。なんだよ、それー(;_;)

結果、生き残って幸せなのは、アズマリアと孤児院の面々ですか・・・。

悪魔の倒し方が結構エンターテイメントなのに(20世紀前半にエクソシストがガンアクション。ゲームのようだ)内容がエンターテイメントしてない。
シビアだ。とても社会の厳しさを代弁している。
代弁者アイオーンはアニメスタッフに愛されてたんですかね。無闇に格好良かった。「私はアルファでありオメガ。」とかイっちゃってたし。
終幕が1981年の法王暗殺未遂。その場面になぜかしっかり出張るアイオーン。

アイオーンの理屈で物語が終わっちゃったのが悔しいのさ。確かに時代は混迷してますよ。出生率1.29だし。でもでも、アニメでくらい夢見させてくれ。ってか、せめてロゼットかクロノどちらかくらい生き残らせておいて欲しかった。


面白さ万点だったので、ついもの申してしまいました。


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