地球の走り方



【Dayton滞在記�ぁ曄々駑�アメリカ空軍博物館

2010年09月25日(土)

【Dayton滞在記�ぁ曄々駑�アメリカ空軍博物館
さて、昨日の日記にも書いたように、国立アメリカ空軍博物館に行ってきました。大きな倉庫のようなところに、400機以上の戦闘機やミサイルを展示している。一言でいうと、そういうところだ。

すぐに日記に書かなかったのは、若干複雑な思いを抱き整理ができなかったのもある。最初博物館の事を聞いたときには、スミソニアン博物館を連想したし、航空宇宙にはもちろん興味があるので、喜んで行こうと思った。が、なんか少し考えていたのとは違った。

そこは、「空軍の博物館」。軍の歴史を振り返り、軍の功績をたたえることが大事な役割なんだと思った。もちろん、僕だって、科学・技術の分野に身を置くひとりとして、科学・技術の発展の裏には戦争や軍事があることは理解している。飛行機の発達の背景には戦闘機がある。今でも、そういう側面はある。が、それでも、大きな飛行機を間近に見て、喜んでその前で記念撮影をする気分にはなれないのだ。

最初の展示品は、もちろんライト兄弟のフライヤー号、でもここでは「最初の軍用機」になる。実際に、長崎に原爆を投下した実の航空機、B-29ボックスカーも展示されている。機体には、長崎の文字も書かれている。時間の都合と、そんな気分にはなれなかったのとで、細かい説明やビデオは見ていないが、説明を聞いたら多分もっと遣り切れない気分になったと思う。もちろん、僕は日本人で、日本側の事情を知っているからで、アメリカ側の事情だってあるんだろうけど。

一緒に行った僕よりのひとまわり以上若い後輩は、大きな飛行機を間近に見て、喜んでいるようでした。それもより一層やりきれない気分にさせられた。何も感じないのだろうか。今の教育では伝わってないのだろうか。もちろん僕だって戦争を知らないし、若いし、大事なことをたくさん知らないのだろうけど。一緒に行ったカナダ人の子だけが、もし見るのが嫌だったら行くのを止めようかと気を使ってくれたが、僕は、見ておくべきだから行く、と返事をしていた。

今自分が行っている仕事も、どう使うかによって、変わってくることも理解している。でもできることなら、人の日常生活に役立つ技術に応用したいと思うのは、エゴなんだろうか。とても考えさせられた。結局、待ち合わせの時間よりも早くに見学は中止して、ぼーっと考えながら、皆を待っていました。



















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