Diary
ちか



 

心の奥に封印したはずの思い出。
今日はこの禁断の思い出に触れてしまった。

10年ぶりに開くアルバム。
階段を昇るにつれて手が震え、すごい動悸。
何度もやめようと思ったけれど、私は開いてしまった。

無くしていた記憶が甦る。
恐れるものなど何もないはずなのに、とても恐かった。

封印したからこそ、実家の奥深くに眠らせていたアルバム。

10年も経って、私は全て自分の中で解決出来たと思っていた。
でも、実際は解決出来ていなかった。

もう、本当に終わりにしたい。
なぜ10年も経った今、突然に思い出したのか、それも分からない。

6月1日、私は自分の心にけじめを付けたいと思う。
そこに行くことによって何かが吹っ切れるかもしれない。

2005年05月09日(月)
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