Diary
ちか



 何もできなかった

さっき小児科に行ってきた。
彩香の咳がまだ止まらないのだ。
特に問題はないそうなので、季節的なものだろうと先生は仰った。

待合室で先に来て車のオモチャで遊んでいた彩香より年上の女の子が居た。
途中から他のオモチャで遊びだしたので彩香がその車に乗って遊んでいたのだが、それを見つけるなり大泣き。
「ゴメンネ」と言いながら一応その子をなだめようとした。
その子の母親にも「すみません」と謝っておいた。
子供同士のことだけど、最低の礼儀だけは守りたいのだ。

彩香を他のオモチャで遊ばせてる間もその子は泣き止まず、オモチャを放り投げたりと。。。

そこでその子の母親がその子の所に行っていきなり頭を殴った。
何度も何度も暴言を吐きながら殴っていた。
挙句の果てにはその子を小児科の玄関から靴と一緒に放り出した。
ドアの外で泣き叫ぶ子供。

受付の人、他の保護者、そして私も何も出来なかった。
その子を救ってやることが出来なかった。

唯一一人、彩香が心配そうな顔をしてドアのところに行き、必死にドアを開けてあげようとしていた。

一歳の子に出来て27歳の私に出来ないこと、何だか情けなかった。
その子が普段親にされていることを想像し、とてもつらくなった。
どうか虐待しないで・・・

2004年03月12日(金)
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