Diary
ちか



 3人の子供を失った男性の話

今日はなっちゃんが遊びにきた。
カリンちゃんはもう元気いっぱいで、食欲も満点だった。


さっきニュースでイラク戦争の事をやっていた。
3人の子供を失った男性の話。

朝、いつものように娘と「おはよう!」の挨拶をして男性が外に出た直後、
家が空爆にあった。
5歳の娘は玄関で脳みそが出た状態で倒れていた。
3歳の娘は内臓が飛び出した状態でトイレで亡くなっていた。
息子はガレキの下に埋まってしまっていた・・・
男性は急いで5歳の娘の脳みそを頭に戻し、包帯を巻いて病院に駆け込んだ。
3歳の娘の内臓も体に戻した。

5歳の娘も適切な処置を受けられないまま、6時間後に亡くなった・・・
男性は娘が亡くなるまでずっと手を握り、何度もキスをしていた。

男性は言っていた。
「空爆を行ったのがアメリカ軍とかそういうのは関係ない。あなたが
私の立場だったらどう思いますか」
その通りだと思った。
誰がやったのかは二の次としても、子供達がもう居ないという辛い事実は
変わらない。

飛び出した脳みそを頭に戻す。
飛び散った内臓を体内に戻す。
男性は本能的にとっさに動いたのだろう。
私がその立場になってもそうすると思う。
子供を亡くした気持ち、痛みを全く同じように感じる事はできないけど
想像はできる。
もの凄く辛くて悲しくてやるせなくて・・・怒りの感情が出ないほど悲しくて。

テレビを通して伝わってきた。
涙が出て止まらなくなった。
もうこれ以上命を消さないで!戦争は終わりにしてください。

2003年04月17日(木)
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