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 ミリオタが綺麗事を言わせてもらうと

さて、ミリオタということを告白すると中には「戦争が好きなのですか?」と聞いてくる老若男女が居るが、綺麗事に聞こえるかも知れないが、パパはこう言わせてもらっている。

個人的に元々の興味の発端は「技術や科学や全ての発展の機会の多くが戦争にある」ということが大きい。この世の全てのものの発明と発展の機会は戦争というものがもたらす大規模な混乱期の人間の試行錯誤の結果が大きいのだ。

世界初のコンピューターは戦艦の主砲の弾道計算機エニアックである。また、現在普通に使われているロジスティクス(物流、語源は兵站学。つまり戦線の補給線の主砲である)など、様々なものが戦争というものから発明されている。原子力、ジェットエンジン、宇宙ロケットなども戦争が進化を加速させている。

驚くかも知れないが天気予報も戦争から始まっている。クリミア戦争の際に当時最強だったアンリ四世号という戦艦が未曾有の被害をもたらしたバラクラバ台風で座礁してしまいコサック軍団の餌食になってしまったことから急遽、フランスで天気予報、観測が進められた。面白いのが天気は空の事だからということでパリ天文台が世界最初の気象庁の起源になった点にある。他にもクリミア戦争はナイチンゲールが活躍した赤十字などの始まりや近代戦争の分岐点とも言える戦争でもあったのだ。

つまり、人間は混沌とした時代に切羽詰ると急速な進化や発展を行うことが可能であるということである。つまり、それは軍事というものを注視していれば将来的な発展、進化を予測することが可能ということである。これはどんなに不況でも軍事費というものは潤沢に安定したものであり、民間や個人が不可能な大規模な投資が可能な点にあるというのも裏付けていると個人的に思っている。

しかし、それは昔の時代であり、今は違う。平和的なものが軍事利用されていることに変わってきているからだ。例えばステルス戦闘機のステルス素材だが、元々はビル群の電波反射による障害を無くすために作られた技術であるが完全に軍事利用されてしまった。おかげでF−22ラプターはそれまでの戦闘機のパワーバランスを完全に覆してしまう最強の戦闘機となってしまっている。なにせ、人間の目には見えるのだが、ミサイルの目には見えないから撃墜不可能なのだ(訓練でF/A18が機銃で撃墜したとは言われているが)

なかなか難しい時代になったようだ。

2008年09月19日(金)
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