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■ 彼女を眠らせろ
今日は奥さんが忘年会なので帰りが遅いです。娘さんの寂しそうに叫ぶ「ママ、ママ」が怖いです。昨日、ちょっと後ろ髪を引かれる思いで帰ったので今日は早帰りできんなあ、と困った顔で出勤してみると部署の皆が外出。ラッキーです。帰れそうです。ツイてます。神様は居ます。娘さんに早く会えます。とはいえ、「ママ、ママ」がきたらどうしようか超不安です。
で、スタートダッシュが三十分遅れましたが実家へいそいそと向かいました。娘さんは元気にお出迎えで抱っこ抱っこです。義母さんのおかげで機嫌が良いようです。で、一緒に遊んだりしてたら早くも八時くらいにねむねむ状態。風邪がまだ治ってないのでお風呂は無しということなのでアンパンマンの歌を延々と聞かせてねむねむ作戦。功を奏したのですが、ぐたーっと抱っこしつつも目を開け続けています。つまり、ママを待っているようです。「ママ、ママ」は無いですが待っているようです。
ほどなくしてすーすー寝たのでベッドに持って行きました。私も一緒にベッドに入ったら自然と寝てしまいました。起きたらちょうど奥さんが帰るというので車に乗って迎えに行きました。
帰ってきてから返却期限の迫った「ナイロビの蜂」を観ました。レイフ・ファインズ目当てでしたが、ピート・ポルトスゥィト、ビル・ナイと意外と豪華絢爛なキャスティングで驚いた。レイフのみの前情報無しだったので監督も「シティ・オブ・ゴッド」の監督だったとは知らずこりゃ観なきゃいかんと夜の二時まで起きてました。「ホテル・ルワンダ」並みに悲壮極まりない世界を構築してしまっているアフリカで観ていて涙腺が緩みます。40キロ徒歩で病院へ歩いていく姿。欧米の思惑の絡んだ医療活動の陰の秘密。一人を助けてしまうと全員を助けなければいけないために歯をくいしばらなければならない実情。観ていて苦しくなります。前半はかなりまったりとした流れで構成されていますが後半のサスペンスの部分の疾走感は透明感溢れる撮影センスと相まってドキドキします。しかし、レイフ・ファインズという美形英国紳士がアフリカの大陸の景色とマッチするのは何故だろう?「イングリッシュ・ペイシェント」といい何故だろう?
2006年12月12日(火)
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