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2008年10月24日(金) 常識の押し売り反対

「危険でも良いから安い中国食材を」と求める消費者の声もあり、国産食材は大手が買い占めに走り、手に入りにくいと言う事情もある一方、今中国産の食材を見つけると「なんで危険な食材を置くのか」と言う消費者もいると言うことで、店は頭を痛めるそうです。店の言い分としては「中国野菜抜きでは商売できない」…本音でしょうね。

震災で壊れた集合住宅をどうするかと言う住民会議で、「長く住む家だからしっかり修繕しよう」と言う意見もあれば「老後を過ごすため貯金をはたいて買ったので、修繕のかねなんかない。このままでも住めるから修繕は反対」と言う意見も必ず出ます。

先日ひょんなこと(ひょんなこととはどんなことなんだろう)から、イタい子供の名前を掲載しているサイトを眺めました。「男の子がほしかったから」と女の子に男の名前をつけたり、子供に親にしか読めないような名前をつけるのが礼儀と勘違いしている親がそれなりに棲息しているようで、それが一般的になったとは言いませんが、親自体が幼児並みの精神年齢と言うのを目の当たりにしてビックリした次第。で、「こんなのあり得ないでしょう」と言う名前にも必ず「これは許容範囲」とするセクトが少しはいます。

やはりね、自分の常識を人に押し付けたらダメですね。自分が「こんなのは非常識」「こんなのはあり得ない」と思っても、他の誰かにとってはそれこそが「常識」ということも往々にしてあります。

中国野菜を食べる気がしないかどうか、アメリカ産牛肉(個人的には牛より豚が怖い)を食べるかどうかを議論しているのは庶民で、キノクニヤで買ったかどうか、デパートで買ったかどうかが基準になるような種族もいるわけで、そんな(アソウソウリのような)ハイソ(死語)な人たちには愚民たちの騒ぎは滑稽に見えているのでしょうか。兎に角ひとつの角度からみれば非常識でも別の角度からみれば変わりなかったりするもので世の中は溢れているようです。どうか、自分の常識を人様に押し付けるような無神経にはお気をつけください。


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