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2008年10月09日(木) 2枚合わせの羽毛布団 / これをダニと言わなかったら… / 落書き禁止

ニトリと言うお店で、2枚合わせ羽毛布団が9,990円だそうです。

私が10年前から使っている羽毛布団も、同じく薄手の夏用と、厚手の春秋用、その2枚をあわせて冬用として使うものです…ただ、値段は30万円でしたけれどね。

30万円の布団と聞くと「どこかの宗教団体にだまされたんだよ きっと」と思う人がいるかもしれません。けれど、そうじゃなくて高い羽毛ってこんな値段なんですよ。

今は値段競争などもあって、質の良いものも値段がどんどん下がっているのかもしれません。しかし、やはり昔から良いとされているものは絶対量も少なく値段も高いんです。そして羽毛の場合、その値段に見合うだけの性能(薄さ、軽さ、暖かさ)が得られるのです。

この羽毛布団を使う前も、それなりに高い(約8万円)、そして素性の確かな高いフィルパワーの羽毛布団を使っていました。が、新旧2つの羽毛布団を比べると違いは明らかで、やはりその軽さも保温力も段違いと言うのが実感できました。(古い方の羽毛布団は今年で15年かそれ以上経過していますが、未だ十分な性能を保持しています)

友人の家やホテルなどに泊まると、羽毛布団が出てくることがあります。
ホテルの場合は空調で温度が保たれているので、薄く軽い羽毛布団で快眠することができますが、朝方に冷え込むような季節では保温力が追従してきませんし、友人宅などごく普通の家でごく普通の値段で購入した羽毛布団を提供された時は、その重さに寝苦しくなります。

私は布団に30万円を支払いましたけれど、すでに10年使っている訳で、そうなってしまえば1年3万円。ほぼ毎日使うわけですから1日にしたら100円以下(約82円)と言うことで、その暖かさ、軽さを考えればとても良い買い物をした幸せ者だと思っているのです。が、先にも書きましたように、こういう業界は日進月歩です。ニトリの2枚合わせ羽毛布団は果たしてどれ位の軽さなのでしょう。保温力はどうなんでしょう。もしかしたら同じような性能をこの値段で出しちゃっているのかもしれません…多分、それは無理(と思いたい)。良質のダウンはそんなに簡単に量産できるものではないと思っていますから。でも…できてしまったらと思うとちょっと怖いものがありますね。

いや、本当にできちゃったら怖いですが、しつこいけど、良質のダウンはそう簡単に大量生産ができるものではありませんから、その値段で同じような質になるのは難しいと思います。その代わりに中空繊維などが発明されているんですものね。
キャンプをしている時は、シュラフ(寝袋)に羽毛よりそういう化学繊維の方がうらやましいと思うこともありました。テントで連泊と言うときに雨が続くと、シュラフがぬれて渇かないということもありました。羽毛はそうなると急激に保温力が失われるのですが、化学繊維は濡れていても保温力が落ちませんし、何よりすぐ乾いちゃうんですよね。
でも、家の中、雨に濡れる心配のない場所では、やはりダウンの軽さ、柔らかさは本当に気持ちの良いものです。

そのダウンの気持ち良さが9,990円で実現できるって、逆に怖い気がします…そう言う気持ちもあるからこそ、もしできてしまっていたら本当にびっくりしちゃうんでしょうねぇ。


これをダニと言わなかったら…

礼敷ゼロ更に仲介手数料も退去時のリフォーム費用もゼロ円と言うスマイルサービスと言う会社が、家賃を滞納した不届き者に対し、契約時に約束したことを実行したら、「不当に部屋を追い出された」と逆に訴えられました。

まぁ、この会社も普通にアパートのような賃貸契約にすると、結局は退去せずごねる阿呆がいるので、ここはあくまでも賃貸アパートではないと言う形式で契約をしていたと言うことである意味違法すれすれ又は違法のようなことと言われても仕方ないかもと思える部分はあります。しかし、通常の賃貸では敷金又は保証金と証する、家賃を滞納してもその代わりとなるお金、更に退去時には普通に暮らしてつく以上の汚れ、補修に対する支払いなどが要求されますが、そういう費用をゼロにする代わり、一切の支払いの遅れは許しませんよ。そういう意識で入ってくださいと言う契約で、それを納得して礼金も敷金も更には仲介手数料も支払わず…スマイルサービスのHPで新宿エリアと言うところを探してぱっと目に付いた物件は普通の賃貸アパートと同じような値段、月6万〜10万円と言う金額です。ここで借りれば月々の家賃だけですが、この物件を普通の不動産屋で借りるとなれば、例えば礼金×2、敷金×2、仲介手数料×1と前家賃で、10万円の部屋なら60万円が必要となる訳です。その家賃以外の50万円を勿体ない又は、お金がないからと渋ってここの条件を納得して借りたくせに、家賃を複数回滞納し、その結果として契約不履行と実力行使に出られたことを逆恨みして訴えると言うその神経を私は理解できません。

何年か前には、サラ金でも同じことがありましたね。異様に高い利率、しつこくヤクザのような取立て、確かにそれはそれで悪いかもしれません。しかし、その利率でも良いから貸してくれと言ったのは借りた側ではなかったか。そして、その金を返せないのは誰だったのか。自分で納得をして借りて、返せず開き直ると言うのは、今回のと一緒です。

法律に照らし合わせたら金を貸した方、家を貸した方が違法になるのかもしれません。が、モラルを考えたら、本当のヤクザは借りた人たちでしょう。本当にたちの悪いヤクザどもです。

中には、会社が法を犯しているのが悪いと言う人がいます。本当にそうでしょうか。確かに方の盲点を潜り抜けるような契約はしていますし、実際には人が住む為に貸しているのであれば、それに見合う対応をしなければならなかったかもしれません。が、契約内容は契約をまじわした時に納得したはずです。例え説明があろうとなかろうと、自分が契約をしたんですからね。そして、今回の訴えを起こしたならず者達は滞納の常習者です。初めての滞納で追い出されたのではなく、滞納を繰り返したから追い出されたのです。そして、滞納をした結果割高なペナルティ…例えばレンタルビデオなども遅延料金はものすごく割高ですね。どこだって相手にするのはまともにお金を払って、まともに紀元を守ってくれる人です。それを見越して営業計画を立てているのに、どこかの阿呆が約束を守らず計画が崩れてしまうので、そういう損害の為に違約金、遅延金を支払うのです。中にはその延滞金を取り立てるのを楽しみにしているに違いないなんてブログなどに書く阿呆がいますが大間違い、世間知らず、屁理屈もいいところですね。まぁこんな阿呆と同じレベルの人はあるブログのコメントに「たった14回家賃を滞納しただけなのに」なんて書いていました。非常識にもほどがありますね。

先にも書きました。法に照らし合わせたら、この企業が悪者となるかもしれません。しかし、間違いなく訴えたこれら阿呆は「ダニ」です。こいつらをダニと呼ばなかったら、世の中にどんなダニがいると言うのでしょう…本当ひどい世の中になったものですね。


落書き禁止

鳥取砂丘に面積が10平方メートルを超える落書きをした場合5万円以下、原状回復の指示、命令に従わなかった場合更に5万円以下の過料を課す条例がもうすぐ成立しそうです。

何ヶ月か前、このニュースが報道された時、このニュースに触れたつもりだったのですが、どうも下書きだけしてアップしていなかったようです。

もう阿呆の極みです。砂丘をセメントで固めて落書きを永久保存としましたというならまだしも、いたずら書き位良いじゃないですか。例えば京都の寺社の庭園のように、そこに人手を介して小石で池を表しているとか、破壊してはならない動植物相があるとか、立派な庭だとかなら別ですけれど、ただの砂丘ですよ。それもその砂丘に住む動物相に影響があるからならまだしも、単に落書きされたら目立つからって言うんでしょ。でも、砂丘に書いたいたずら書きなんて何日もせずに風で消えちゃうじゃないの。それが嫌なら、それこそ、雇用増進で落書き消し係りを雇えばいいんじゃない? 観光地で人様に来てもらってナンボって計算をしているなら、そんな事でごちゃごちゃ言わずに、落書きしてくれる人を大募集するとか、そういう発想の逆転が必要なんじゃないですかね。

余りにも幼稚で稚拙なカバカバしい事を問題視して、それをまじめに取り上げる議会があるってほのぼのしているなぁ…って言うより、本当にこんなバカ共に任せて大丈夫か…って良く見たら「鳥取県議会教育民生常任委員会」なんて書いてあるじゃないの。「教育」なんて名前がついたところにまともなことが考えられる人なんて皆無に等しいもんね。ただのヒステリー集団でしょ。こんなバカで役立たずの条例を考えられるのはあんたたちのような肩書きの人たちしかいないわね。うん、納得。



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